ドイツパンラスクを作るために・・・ [お菓子・スイーツ作り]
今回のランチでドイツパンラスクを発売したいと思った。
商品化にするためには、まずパンを5㎜の厚さで均等に切らなくてはいけないと・・・
前に人参切るために買ったスライサーなら均等に早く切れるかもと思い出した。
ピアノの下から出して、ネジを調整する。
ネジを緩めて、手動で測りながら何となく5㎜の設定にする。1時間以上格闘した。
昨年の5月に買って、人参をスライスするのに一度使った切り。。。
説明書を見たら、保証書が入っていて、そこに買った店名と買った日付が付いていた。
そうそうなんですヨドバシ.comから買った物はこのスライサーだったんですよ
確かにこれは10万位だったわ得した気分は薄れたけど、なんかすっきりした。
後5000円位このヨドバシ.comでポイントが残っている。
なんか家電買えるかと思うと嬉しい
ポイントって、あぶれ金のような感じで、何を買おうか夢を運んでくれますよね
が、この機械を使ったら、5㎜所か、薄くちぎれるだけ・・・悲しい結末だった
せっかく時間掛けて設定しても意味なかった
そしていろいろ考えました行きついた所は、魚用出刃包丁。。。
刃渡りが長いので、安定して切れ、スパスパ切れるんです。意外だった
日本の包丁って、素晴らしいと、思った。外人が合羽橋に買いに来るわけが解る
そして、オリーブオイルを付けて、低温でじっくり焼いてラスクが出来た。
今度はラベルを考え、パソコンと格闘して出来たのがこれ
そしてラッピング。。。少しでもカッコよく見せようと頑張ったけどこの程度。
裏側には材料などを書いたラベル。
ポップも作り、お店に並べた。。。
こうして頑張ってラベルやラッピングに時間を費やしたけど、動きはない
病気の友達の所にお土産として持って行くと「美味しい」と喜んで全部食べてくれた。
それなのに、スイーツに味見程度に少し付けたのですが、反応は薄かった
食べた時にすぐ感じるくらいの味の濃さがないと買いたいまで行かないのだろうか
香ばしく、手が伸びる体に優しい味ではいけないのだろうか
何かが間違っているような気がするけど、世の中というか、人の心理というのは
脳を刺激するようなインパクトがないと、買うという所に至らないのかも知れない
でも、私の作っているものは、体に優しい、長く食べて飽きない物を目指してるのだから
このまま、無添加で、砂糖を加えないドイツパンラスクを貫こうと今の所は思っている。
ある意味意地というか、ブレない自分でいたい
2020-09-09 19:09
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コメント(10)
ブレないところを見習いたい。
by HOTCOOL (2020-09-10 05:47)
包丁の使い方が左利きだなーって本題と関係無い所が目についちゃいました。
by 親知らず (2020-09-10 08:15)
HOTCOOLさん・・・一応そういう気持ちで、頑張っています。
by mutumin (2020-09-10 08:36)
親知らずさん・・・そこに目が行きましたか!そうなんです!左利きなんです!
by mutumin (2020-09-10 08:37)
ドイツ国旗バックのラスクのポスターは美味しそうに見えるよ。
品物は(無農薬)と健康にいいのだからそのうちに固定客がつきますよ。
by paulo (2020-09-10 10:10)
pauloさん・・・有難うございます。 pauloさんの言葉を信じて気長に待ちます。
by mutumin (2020-09-10 11:01)
書こうか書くまいか、ちょっと逡巡してしまいましたが、
mutuminちゃんのために、やっぱり書こうと思います。
恐らくはmutuminちゃんも内心分かってると思うのですが、
背中を押して欲しいのかもしれない…とも思いました。
■ラスクへの反応が薄い最大の理由は「価格」だと思います。
午前中、近くのショッピングモールへ出掛けたついでに、
何種類かのラスクの値段をチェックして来ました。
パン屋さんで売ってた「手作りラスク」、両手ぐらい量で220円。
また、有名なハラダの普通のラスク、26枚入り300gで972円。
1枚約37円、4枚だと約150円。40gで単純計算すると約130円。
上記の2種が高い部類のラスクです。それ以外は問題外なほど安く、
ご紹介する意味もない感じでした。
パン屋さんのラスクは、量は約4倍、価格は55%。約7倍の差です。
ハラダのラスクと比較すると、ほぼ3倍前後となります。
原料が違う、モノが違う、そんな比較には何の意味もない。
確かにそのとおりです。だけどそれは作り手側の論理。
買う側の目線とは少し違っているように感じます。
安心のmutumin製、品質も味もかなりの自信作だと思います。
だからというわけではありませんが、そこが問題ではないのは、
恐らく間違いないのではないか?
ぼくにはそう思えて仕方ありません。
よほど極端でさえなければ価格は二の次で、品質そのものだけを
検討材料にモノの購入に至る購買層は一定比率で存在します。
だから大都会東京のような分母が大きいエリアでは、価格を気にせず
品質に拘ったモノ作りで勝負できる可能性も十分です。
しかし、ぼくやmutuminちゃんが住む地方都市では、分母が小さく
「価格は二の次」購買層に属す人数があまりにも少ない。
このドイツパンラスク、東京なら500円でも十分勝負できると思います。
でも正直な話、福岡や青森ではちょっと厳しいと感じます。
では、いくらなら検討ゾーンに入るのか?
そこが重要なポイントですが、残念ながらぼくには見当がつきません。
モノ作りの追及も大切だと思いますが、同時に価格設定も同じぐらい
重要な要素ではないかと思います。
そして、品質維持を考えた時、設定価格で売っては赤字、売ることが
できないとなれば、商品化を断念する勇気も必要ではないでしょうか。
赤字で続けても、それを補う何かがあれば続ける意味もありますが、
そうでなければ経営インパクトが膨らむばかりです。
ダラダラ書いてスミマセン。
また、気に障ったらお詫びします。
by song4u (2020-09-10 13:44)
song4uさん・・・いえいえ、確かにそうだと思います。
高い価格で、自分でも買う立場だったら躊躇するかもしれません。多少買ってくれてるお客様は、健康志向とそれなりの収入がある人な気がします。
いろんな物を作っているとぶち当たるのは、材料の元値と手間と包装を加えると大手に太刀打ち出来ないという事です。何をやってもそうです。特に包装資材に結構お金が掛かって、合うのを探すのも苦労するし、それがその商品の価格にのしかかって来るのです。そして思う事は、小さい所(個人経営者)は、やめろって事か?と・・・
寂しい事ですが、現実はそうですね。
でも、価格を安くすると赤字になりますから、それでは営業を続けられないので、あまり買って貰う事を気にせず、残った時、自分が食べれる程度を密かに作って販売したいと思っています。
わかっていても出来ない事やうっすら気付いていながら、認めたくない事っていっぱいあり、それをはっきり私のために言ってくれるsong4uさんの勇気、嬉しいです。
by mutumin (2020-09-10 18:16)
そうですねぇ。
mutuminさんの創意工夫や手間暇や安全性をよく知ってるから、
私たちも、そちらのランチの人たちも買います。
でも、普通にお店に並んでいる普通のラスクを買おうと思ったら、
その値段は高いと思うかも知れません。
ただ、そのドイツパンラスクは、エキイチで余ってしまったのを、
無駄にしないために作ったのですから、
多量にドイツパンを捨てるよりは、すごく良かった♪
よく思いついたと思います。
ボチボチ食べたらいいんですよね。
何かまた送っていただくときに、私にも譲ってください。
by まほ (2020-09-12 14:53)
まほさん・・・捨てるつもりはなかったけど、冷凍して毎日食べるのには多過ぎると思っただけで、考えたラスク。ラスクにしたら、冷凍パンより、気軽に美味しく食べれていますし、長く常温で持つので。いいですね。クッキーより日持ちがするようです。
落ち着いたので、そろそろ友達便をやるつもりでいるので、よろしく!
by mutumin (2020-09-12 18:17)