手作り工夫洋服 [焼物以外のいろんな作り物]
先日来たお客様の洋服があんまり素敵過ぎて、思わず声を掛けてしまいました。
見るからに売ってない手作りかオーダー的なスカートだったんです。
裾を見ただけで、私はこの素敵なスカートに惚れてしまって・・・
「そのスカート手作りですよね自分で作ったんですか」と・・・
そしていろいろ話していると、私ととても気が合って、だいぶお話してました。
もちろん洋服だけでなく、野菜の事、世の中の物や人の不信感・・・
手作りする人は、いろんな工夫をしていて、苦労もわかるし、楽しみ方もわかる。
話しをしていて、そこが気が合うんだと思いました
私が見たのはスカートだけだったのですが、見せて貰ったらジャンバースカートだった。
それにアンサンブルの洋服で、スーツのようにも見える。
前姿。。。ジャンバースカートと上掛け洋服
こう見るとわからないが、これは使われないで家に寝ていた着物生地で作った物。
私が最初に手作りを感じた一番の部分がこの裾のステッチと離れている部分。。。
絣生地のスカートって、粋ですよね
彼女いわく、作りはいたって簡単で、図書館から借りた誰でも作れる洋服型紙で作った。
ミシンも苦手だから、最低限しか掛けないという。。。
それを聞いて、私と同じだから私でも出来るかも・・・と妙に親近感を覚えた。
いろんな所に素敵な手縫いのステッチが入って、それがとっても光る。。。
そればかりではなく、本当は捨てられてるはずのふとんの裏生地を裏生地にしている。
なぜかというと布団生地はふわっとして暖かいからだそうだ。。。素晴らしい発想。
帽子をかぶっていて、もしかしたらそれも手作りって聞いたら、そうであった
なんと裏の素敵な事
こんな隠れた所に、粋な生地を使う江戸時代の着物の裏を感じさせて貰った洋服だった
彼女が帰ってから気が付いた事がある。
この考え方は朝ドラでも入った「暮らしの手帖」の大橋さんの考え方だわと・・・
私も物作り、手作りに携わった人間として、原点に返って物事を考えてみようと思った
有難うそして、素敵な出会いにかんぱ~い