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お盆に思う事 [家族・友達]

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お盆というと墓参り。。。

家の墓は近くだけど、姉の所は車で行かなくてはいけないし、駐車するのに困るから

朝5時から行く。その帰りに我が家に仏様を拝みに来る。

姉家族、甥っ子、姪っ子家族全員で来て9人。。。みんなが座る椅子がない。。。[ふらふら]

久しぶりに甥っ子姪っ子の子供達を見て大きくなったなぁ~と・・・

4人で庭で走り回り、池に入り遊んで賑やかだ。

子供は食べるか[exclamation&question]遊ぶか[exclamation&question]

外で遊んだかと思うと仏壇の部屋で大合奏[exclamation]

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でたらめお経を唱えながら、仏具で大合奏してる。

先日長男が大きい木魚を置いて行った。木魚が二つある。二人はこれ[exclamation]

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おリンと鉦吾が二人。。。

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片手を立てて、お経を読む。。。

それがでたらめなのに、本当っぽく聞こえるから 上手い[exclamation]IMGP4811.JPG

子供は遊びの天才[exclamation] 楽しそうである。

[るんるん]   [わーい(嬉しい顔)]   [るんるん]

ひと騒ぎした後、ひげおじさんと墓参り。まずはお墓の掃除、草取り。。。拝む。。。

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帰って来たら、毎年盆正月仏様を拝みに来るお客様が来た。

父は生前左官業を営んでおり、私が小学校の時には住み込み弟子が居て、

一緒に朝食取っていた。(寝泊りしてたのは今の私の仕事場の二階)

中学卒業するとすぐ弟子として5年位(5~10年かな[exclamation&question])修行をして、職人になる。

その間は職人の仕事を見ながら、手元として、補助をする役目の仕事するのが弟子。

この拝みに来た方も同じでたぶん数年我が家に居たと思う。

職人として独り立ちし働いて、結婚。その後独立して、今は工務店の親方である。

父が死んで30年、欠かさず盆正月に一番に拝みに来るのである。

有り難い[exclamation]父親も幸せ者である。現役で突然だったので、その後廃業した。

15人位働いていたので、いろんな弟子や職人が出入りしていたが、

年と共にだんだん拝みには来なくなる。それが当たり前。。。

そんな中で30年の間毎年2回、こうして拝みに来てくれる。

忘れないでいてくれる有り難さを感じている。

私は父の関係者から、焼物の仕事をしていて、いろんな恩恵受けた。

前に父がお金を貸してあげたために会社が立ち直ってここまで来たんだと、

焼物の大口の記念品の注文を貰ったこともあったし、家の長男が小学校1年の時

歩いていたら、父親の孫だとわかったらしく、「おじいちゃんとっても良い人だったよ[exclamation]

家を建てた時、壁塗って貰ってねぇ~」と優しく話しかけてくれたと私に話してくれた。

私が父から学んだ事は、自分の言葉に責任を持て[exclamation]約束は守る[exclamation]

お金は貸したら、あげたと思え[exclamation]でした。。。

お金を貸す時はそれぐらいの気持ちでいろ[exclamation]という事です。

父が居なくなって30年。。。孫を一人も見せられなかった。

長男がお腹に出来たと喜んだのも束の間、見ないまま天国に行ってしまった。

時代はどんどん変わり、お墓はあるのがいいのか、いらないのかは私はわからない。

だけどこうしたお盆という行事がある事で、時あるごとに思い出すことは多いです。

あっという間の30年。。。30年経っても色褪せない父の思い出。。。

お墓参りをするたびに、私もここに入るんだよね[exclamation]と、思いながら墓を掃除する。

出来れば、私達がお墓参りをするように、思い出しながら私の子供も

お墓に入った私達を拝みに来て、私達と暮らした幼い頃の日々を思い出してほしいな[exclamation]

とお墓を見ながら、そんな風景を思い浮かべていた。

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