山寺2 [遊び・旅行]
昨日までの所で半分位の階段位置(500段)で、疲れながらもまた登る。
横の壁を見ると岩のほこらの中に灯籠のようなものが見える。
自然の中にも修行僧が何か作ったような緻密さが見える。。。またひたすら登る。
やっと頂上(実は私達が入れない修行のためのもっと上がある)に着いたようだ。
撫でるとボケないというおびんずるさまを私達は二人で撫で捲る。
横にある階段とかを数えるとたぶん1000段以上に登っていると思う。
階段を登るという事は足の力はいるけど、歩数は意外に少ない
ここから、下を見おろす。。。
この真ん中くらいにうっすらと見えるのが里の家々。。。見晴らし台からの写真。
今まで登りながら見える風景と下りながら見える風景は明らかに違うものである。
横を見ると明らかに修行の場なのかと思える危険な岩盤。
大きくすると・・・途中の岩穴に建物がある。どうやってあそこに行くのだろう
あそこで座禅でもするのだろうかと想像が膨らむ。。。
岩や木をみながら仙人や天狗や山伏を想像するのは私だけ
芭蕉も同じ風景を見て歩き、句を詠んだのだろうなと思うと感慨深いものがある。
いろんな想像をめぐらしながら、やっと下に着いた。
登るのは辛い、でも下に降りるのも力を使ってるのだなぁって思った
足がワナワナしている。もうこれ以上の階段は危険かも・・・と感じた。
出口の所でホッとして岩を見たら、猿が横になってるような岩に見えた。
そう見えませんか来る時は感じなかったのに・・・
と思って、出て入口の方から見たら、まるで違う。
見る方向でこんなに景色というものは変わるものだと感じた。
それにしてもホッとしたら、お腹が空いたぞ~