カマキリ物語 [益虫]
カマキリさを家に入れたら、少し元気に動き回るようになった。
次の日、ひげおじさんがハウスで見つけた虫を持って来て、カマキリにあげたら食べる。
ヨーグルトは食べたかどうかはわからないけど、虫は食らいついて食べていた。
食べれる元気があるのに驚いたし、少しでも長く生きてほしいと応援した。
3日目は私が虫を見つけたので、かごに入れてあげた。虫は恐怖で身動きしない。
動かない物は食べないなので、串で私が少し動かして誘う。。。
捕まえたら、おもむろにムシャムシャ食べ始めたワイルドというよりムシャムシャだ。
3時間位掛かって、一個食べ終える。意外と時間掛かるんだなと思った
これが最後のご馳走になったとは、元気に食べていたので、この時は思わなかった。
4日目は虫を獲る事が出来なかったので、あげていない脱脂綿の水を浸して置いた。
水があれば、少しでも生きられるかと・・・
5日目、ハウス仕舞いの日、虫を3匹見つけたので、すぐ持って行ってあげた。
動かしてもなかなか食いついてくれない虫は生きて、少しは動いてはいる。
もちろんカマキリも動いているが、動きは前より悪くなっているのだ
その時、気付いたのが、足が途中から少し折れているという事実。
下の後ろ足が半分なかった普通にのそのそと歩いていたので、気付かなかった
6日目、3匹あった虫の1匹が居ない食べたのか逃げたのかそれはわからない。。。
ほとんど動かないが、触覚を触ると少し動いていた。
7日目、脱脂綿に突っ伏して、動かない。。。
お亡くなりになりました 手を合わせ、大根を掘った土の中に葬ってあげた。
雪じゃ冷たいと思うから、雪の中 大根を掘った後の土に帰してあげた。
たったの1週間しか生きれなかったけど、私達夫婦を楽しませてくれた
食卓の上に置いて、カマキリのお世話をしながら、毎日見ては生きる応援をした。
私達に楽しみと生きる活力を与えてくれたカマキリさんに感謝
毎日毎日雪かきばかりの生活に楽しみを与えてくれたこの1週間。
元気だった頃のカマキリは夜になるともう一つの籠で蓋をした。
この小さな持ち手の穴から必死に出ようと足を掛けていた。
この穴から覗く楽しみも大きかった
ここの穴にカメラを向けると周りがボケるので、夢心地のカマキリさんに見える。
カマキリは7カ月しか生きられないから、越冬はしないちょうど寿命なのだろう
でも、私が助けなければ、あのままハウスで1週間前に死んだだろう。。。
この1週間は、私達夫婦に2020年最後のカマキリとの素敵な思い出と作った
カマキリさん、天国で元気に暮らしてねと、お礼を言いたい