苺狩りの後は [苺]
苺狩りが終わるとカラスが騒がないので、防鳥ネットを取り外し、トウモロコシを囲う。
ランナーを伸ばし、次の世代に繋げるために、防草シート、マルチを取り払う。
この前まで採れていた大きな苺が夢のように感じられる7月初めの苺畑。
あの脚光を浴びた苺の赤はなく、ランナーと枯れた葉がうな垂れている苺畑。
1カ月以上経つと、さらに雑草とランナーは伸びて、わけがわからない状態。
こんな状態からランナーの次男、3男を探し出すのは容易ではない。
とにかく時間が掛かり朝の5時から夜暗くなるまでやっても、1~2mしか進まない
ラジオを聞きながら、ひたすらランナーを取っては別な場所に整然と植え替えて行く。
時には、季節外れの苺の花で出会ったり・・・
苺の実が付いていたりで、思わず、パクっと食べる。
暑い日はパラソルを移動しながらランナー探しをする。
時々、私の気を引くかのようなアクシデントも・・・
カミキリ虫がゴミ捨て用の発泡スチロールに突然飛んで来たいかにも悪人な風貌で
時には正義の味方のカマキリも突然現れる。思わず抱いて、ハウスに隔離。。。
そんな日々が10日以上。。。やっと半分以上進んだろうか
毎年この作業を暑い中、蚊に刺されながら 1か月近くやって8月を終わる。
絶対少しの苺狩りの収入とこの多大な労働は見合わないけど、何故かやってしまう。
きっと浴びるほど苺が食べられるあの贅沢さのためだろうか
みんなの苺を食べてる時の笑顔で心が満たされるからだろうか
これも健康だから出来る事残り半分を頑張りましょう
後もう少し先が見えて来ると気持ちが違って来る。