むつみ窯干支展のDMの代わりにフライヤーを作る [仕事(焼物・美術工芸)]
今までは干支展はハガキのDMを作っていた。10月から郵送代が上がった。
最近DM効果が薄く、DMを出したからと言って来る人は少ない
昔だったら、初日の土、日を狙って朝早くから来てくれたが、今はそういう時代ではない。
お客様は勝手で、展示期間中(9日間)の間ではなく、自分の都合で来る。
家は、畑などやる事がいっぱいあるから、展示期間中は店を開けてるけど、それ以外は
締めて、貼り紙をして畑や別な仕事をしてるので、畑服で出たくないのが本音。
でも仕方なく、仕事を中断して対応する。それで見学だけだともっとがっかりする。
自分でデザインしDMを作って、データで送っているので、金額的より 手間が半端ない
今回も作品写真を写したり、ランチを考え、作り写真撮りし、それを1枚のチラシにする。
蛇年という蛇という言葉だけで、何か気持ち悪さが出るので、決して蛇という言葉は使わず
巳にしている。それと巳は金運に恵まれる事を強調し、そこを前面に押し出している。
写真撮影。。。
蛇の形を出すのではなく、巳の文字を使う事にした。
色々さがしたが、無料の中に良いのがなかったので、デザイン文字を買った。
ちょっと蛇を連想させない斬新さが気に入り、初めてデザインを買った。[いつもは無料利用]
そしてああでもない、こうでもないとデザイン、配置をこねくり回し、何とか出来た。
出来たフライヤー。。。表面。
裏面はランチ紹介。。。
たったのこれだけを作るのに3日位掛かっている。
手間はそれだけでなく、今はがき代が85円、手紙が110円になった。
そこで考えたのは、ラインでやれる人はラインで送る。でない方は最近来てる人だけ
選別して、100人以内に絞り、ミニレターにチラシを入れて送る。
これだと85円、ハガキと同じ料金でなおかつ25gまでなので、情報も多く入れられる。
これはメルカリをやって覚えた種を送る郵送方法。小さい郵便局ではあまり在庫がない。
封筒と中に手紙を書けるようになっているし、封書と同じように折り、糊付けをする。
ただ、折りたたんで、糊付けする手間など、色々掛かる。でも1通当たり25円安い。
このチラシとちょっとした書き添え箋も入れて、出すことが出来るメリットがある。
こんな感じで、まだ展示まで行ってないが、お知らせはやっと展示会に間に合いそうだ
色んな事をやりながらも、期日から逆算して、やっと間に合ってる始末。
何かあったら、アウト状態でやっているが、それが私の奮起するエネルギーなのかも
展示会とランチのお知らせにこんな言葉・思いをを添えて、お客様の元へ投函した。
陶芸を志してから今年でちょうど半世紀。
勉強し始めた50年前には、畑をやって、その野菜でお客様に自作の皿で野菜料理を
提供するなんて想像もしてなかったはず! 月日が経つのはあっという間。
50年ひたすら作り続け、途中病気して学び、辿り着いた私の焼物感。
焼物は生活の中で生かされないと意味がない!と・・・
見て、触って、使って、心癒される生活こそが焼物の真の芸術だと感じるこの頃。
飾って眺めて心癒される、毎日使って変わり行く変化を味わう。
焼物は生活と密着した、誰でも身近に愛する家族のような存在で有って欲しいと願う。
そんな事を考えながら、焼物だけでなく色んな物を作り出して50年に至った今の私。
3回目を迎える干支展「巳」を観ながら、巳 祝 ランチを頂き、来年に期待しましょう! むつみ窯 三浦幸美
果たして私の思いは報わのか吉か凶かは神次第。。。天気次第。。。