寝る子は育つ [畑・野菜(一般)]
4月13日。14日に植えたスナップエンドウ、胡瓜、南瓜、ゴーヤの種蒔きをした。
例年であれば家の中で芽が出るのを待つのだが、今年は雪が少なく暖かいと思ったので、
ナイロンを早くから被せたシャインマスカットハウスの中に置いた。
ここに置くと水やりが楽で、苗が大きくなるまで移動しなくて良いのも好条件だった。
だが、私の予測は外れだったようで、昼間が温かくても夜、かなり冷えていたようで、
中々発芽しない。家の中だと4日位で発芽する胡瓜、南瓜の発芽が10日から2週間。
一番早いスナップエンドウで1週間掛かっている。やっと双葉を出したウリ科たち。
まだ種を付けたまま成長してる双葉が私には妙に可愛いと感じる
顔にご飯粒を付けたままのやんちゃ坊主を連想させる
ゴーヤは寒いのと種が硬いせいもあり、発芽まで20日も掛かり、やっと顔を出す。
スナップエンドウも寒さのせいか、芽を出してからも成長が遅い。
同じ頃に地下に保存して置いた昨年ヤーコンから芽っぽい部分が見えたので、
土に埋めたが、なかなか芽が出て来ず、葉っぱが出て来るまで20日。
3月中旬に種蒔きした長葱は、やっとピンと立って来た。
今年はビオラを種から植えた。買った種と自分で採った種で試したら、私の種の方が
生命力が強かったみたいでかなり発芽した。ビオラの種は小さ過ぎて、種なのか
どうかわからない砂粒より小さい。種らしきものを採取して、それをバラ撒いた。
あんな小さい種かどうかもわからないの粒(種)から、発芽した時は嬉しかった
買った種の方は発芽したが、その後消滅。今あるのは私が採取したビオラ。
1カ月半経ち,やっと鉢に移植。お店で咲いてるビオラになるまであと2カ月掛かる
こうして育ててみると、75円のビオラの花って、安いよねと思う。
お店で買うと農薬が掛かってるので、食べるに忍びない。なので種で育ててみた。
ナスタチウム
ジャーマンカモミールとローマンカモミールの2種類
今年はエディブルフラワーの種類を増やそうと新しい種を買った。楽しみである。
花でも野菜でも、寒いと芽も中々出て来ないし、成長も遅い。
頭では理解しても、こんなに遅いと発芽するまで毎日ハラハラして眺めている。
野菜は温度・湿度・肥料と水と風で全然違う。外の畑はそれが調節出来ない。
余り雨が降らないので、アスパラの収穫量が少し減った。水を掛けてやる。
ハウスの中のレタスは暖かくなったら 急に成長し、今ランチで食べている。
今までと同じ時期に種を植えたが、この時期にレタスを食べたことはない。
レタスのとっては、この爽やかな温かさは好条件の気候(温度)だったのだろう
「良く寝る子は育つ」と言われるが、人間だけでなくレタスもハウスの中の穏やか
環境だとよく眠り、すくすく育つだと思った。
刺激を与えず穏やかにぬくぬく育ったハウスレタスは柔らかく美味しいレタスになるが、
外畑で過酷な自然環境にさらされると打ち勝とうとするので硬く、苦いレタスになる。
今のレタスは、柔らかくぬくぬく育って、美味しいこんな優しげなレタス達。
人間も野菜も環境に左右されるのは皆同じだと、今回の種発芽の遅さで実感した。
野菜は私の子供。。。育てるって、面白い楽しい
世話をしただけ、自分に返って来る気がするのがとってもいいな