ヨトウムシ捕り [害虫・悪者]
ヨトウ虫の季節がやって来ました。。。
そろそろかなとは思ってましたが・・・
人参にキアゲハの幼虫がいっぱい付いてるのを発見ヨトウ虫に食べられた跡も
これは夜回りしなければ・・・
1日目・・・夜7時半 バケツに水を張って、懐中電灯と共に手に持ち人参畑2か所を見回る。
いるわいるわわんさかいるまるでヨトウ虫のライブ会場。。。
思った以上に多く、軽く200匹以上・・・多過ぎて数えられない
それに雑草が多過ぎて、虫が捕り難い。。。
捕っていたら9時過ぎてしまい、その後夕食。。。食べながら虫が目に浮かび気持ち悪い。
次の日、ヨトウ虫が捕りやすいように草取りをした。
採る前・・・緑うっそう
部分的に草取り前と草取り後
草を取ったら、部分的にまるでハゲタカのように食べられていた箇所がある。。。
もう一か所の人参畑も、ヨトウ虫はいたが、ここほどじゃない。
2日目・・・前日捕ったので、半分に減ってるかなぁ~と思ったけど、意外にいた。
やっぱり1時半近く掛かったこんだけいたらハゲタカになる。
3日目・・・かなり減った。2日目から見たら急激に減った気がする。それでも30~50匹。
もう一か所の方は隣にトマピーを植えて、その間にレモンバジルを植えている。
そのレモンバジルが枯れて2世が生まれて来た。(左足元がバジル赤ちゃん、右が枯れた物)
この2世が隣の畝の人参の穴の中で成長している。
ヨトウ虫は嫌だが、このレモンバジルの香りで癒され、嫌さ加減が薄まる。
ハーブ効果って、凄い
こうして夜回りして、草取りをしたら、3日目でだいぶ減った
こんな夜な夜な(昨夜10時)、懐中電灯を持って1時間半も虫取りをしてる人はいない
1日目にハウス斜め向かいの家の夫婦が帰宅(8時半)して、私のこの光景を見て驚いた
「何してるの」「ヨトウ虫を捕まえてるのよ夜になると出て来る虫なんですよ」
「そうなんだぁ~大変だねぇ~」「無農薬だから仕方ないんですよ」
「ご苦労様」「おやすみなさい」
と会話して、次の日の朝草取りの時、前夜捕ったバケツの虫を見てまたまた驚いていた。
どんだけの虫の量か見せたいけど、みんなは気持ち悪くて見たくないだろうからパス。
こうして、バカみたいな作業をしてるけど、夜の虫の世界を少し見ることが出来る。
昼間天敵や人間に見つからないようにひっそりしてる虫も、夜になると活動し始める。
すっかり暗くなる7時半以降、葉っぱの上にはヨトウ虫、足元にはナメクジ、茎にはバッタ。
それぞれの場所で食を求めて俳諧している。
繁華街に繰り出している人のように生き生きしてるのが面白い。。。
いろんな世界があるんだなぁ~・・・
さて今夜も頑張るかぁ~・・・ あと2日位回るとだいぶなくなるだろう
ヨトウ虫捕りは大変だけど、頑張った分それなりに成果が上がる達成感にいい
草取りもそうである。。。
どちらも地道な仕事だけど、こういう仕事は大切なんだと信じてやっている。
農薬をを使うと簡単かもしれない。こんなことをしなくていい
見た目も綺麗な商品になるかもしれない。。。
だけど、知らず知らずに体に入って蓄積されるし、土も悪くなって行く。
この知らず知らずが一番怖いのだ
私はそう信じながらも、「ちょっとぐらいなら良いだろう楽になるよ」
という悪魔の囁きが・・・
「一度農薬掛けたら10年土に残る絶対後悔する」と自分に言い聞かせ作業を続ける。
そう今年も頑張っています夜回りおばちゃん