次男に学ぶ事 [家族・友達]
今回次男の家を訪問して、見習うべき事がいっぱいあった。
親であれ、見習うべき所があったら、ちゃんと学ぶべきであると思っている。
まず、綺麗だった事埃はなく、きちんと片付けられていた。
仕事が忙しいからと言って、掃除をさぼったり、所定の位置に返さずいつも探し物を
している私はとても反省させられた。あまりにきちんとしてホテルのように綺麗で
気は使ったけど、家に着いた時、いかに我が家が汚いかと思い知らされ、
帰って来てから、半日かけて、お風呂場を綺麗に掃除した。
綺麗って、こんなに気持ち良いんだと改めて思った。
物があり過ぎて、全部片づけられないけど、少しでもいらないものを断捨離する
そんな勇気を今年は持つぞと心に決めたどこまで出来るかわからないけど・・・
次男の家の玄関がとても工夫されていて素晴らしい今度が建てれたら、こうしたい
ドアは普通のドアなのだが、入ると二つに仕切られていて、お客様用と家族用に
分けられている。ドアを開けて真っ直ぐが客用(普通サイズ)、壁の隣が家族用。
この壁は収納スペース。壁っぽい雰囲気で、いっぱい靴が収納出来るようになっている。
2人はキャンプ好きなので、キャンプの荷物が置けるスペースを玄関に設けている。
これは良いアイデアだなと思ったキャンプでなくても荷物っていっぱいあるよね。
お客様用に無駄な物を置かない気遣いも良いなと思った。
もう一つ感心したのは写真撮ってないけど、洗面台の鏡が全面で、3面鏡になっており
開けると、裏に洗面用具が全部収納されるようになっているので、見た目がすっきり
余り気付かない部分では、2階と3階にトイレがあるのだが、どちらも電気がオシャレ
2階のトイレは、スナフキンの帽子の電気。
3階は真鍮製の魚で、感応式になっていた。
どちらも綺麗で、用を足すだけなのに、楽しめるのは嬉しい
お風呂の桶なども、壁面に磁石でくっつくようになっていて、便利。
自分たちが家を建てる時は忙しくて、何も考えてなく建築屋さん任せだった。
今度家を立てる事があったら(ないけど)、こんな拘り方をしてみたいものである。
台所はまるでテレビに出て来るような統一感のある色でまとめられていた。
便利なだけで色々いらない物を置く、家の台所とは大違い
後、作りながら、片づけながらも、水はねした所をちゃんと拭き掃除している。
私達夫婦とは大違いだなと感心していた。
2日間朝食を作ってくれた。2日間ともスープがあった。 1日目。。。
コーヒー、ミネストローネスープと色んなパン、りんご、ヨーグルト。
2日目はコーヒー、人参と玉ねぎのコンソメスープと色んなサンドイッチ、りんご
私達がお土産に持って来た人参マリネ。
普段仕事の時は食べないようなので、私達のために頑張って作ってくれたのだろう
スープは前の晩に電気圧力鍋にセットして置くだけらしい。。。
お兄ちゃんが自分達が使って便利だからと新築祝いにプレゼントしてくれたと・・・
家も電気圧力鍋を買ってあるけど、ほとんど使う事がない。
もっと使い熟さないといけないなぁ~と反省させられた。
夕食は、ムーミンバレーに連れて行ってくれたので、スーパーの総菜ではあったが、
お酒は変わったビールやワインを用意してくれていた。私はノンアルで
4人で乾杯
こんな感じでお休みの3連休、私達に付き合ってくれた。
考えて見たら、次男と暮らした月日は中学までの15年間。後の14年は東京暮らし。
年代も違うので、物の考え方や暮らし方が違って来て当たり前。
もう、あの時の可愛いくて可愛くて、ずっと抱っこしていたかった次男では無く、
私達に気を使ってもてなしてくれる 立派な大人に成長したのだなと思うと、
完全に私の手から離れた寂しさと,ちゃんと成長してくれた誇らしさが入り混じった
親の複雑な思いが、心の中でモヤモヤと渦巻いていた。
今まではまだ、私の子という思いだったけど、一人の別人格なんだと認識させられた。
一人前になって嬉しいけど、私達は年を取ったんだなぁ~、
もう世話をする立場ではなく、される立場の小さい存在になった事を自覚した。
「老いては子に従え」の年代に入って来たのだなぁ~と・・・