まるごと油川お歳暮セット用ぐい吞作り [仕事(焼物・美術工芸)]
今日の朝は2℃で、かなり寒かった八甲田も白い今日は初霜、初氷も観測。
平地もそろそろ雪が降るんだろうなぁ~・・・怖いなぁ・・・
油川の製造業に携わる人達8人でとまとりあくらぶというのを作っている。
油川は青森市の発祥の地でもあり、昔は栄えた町。田酒で全国的にも有名な酒屋、味噌屋、
パンや、お菓子、ホタテ加工、木工、陶芸など油川の特産品を詰め合わせて、
毎年お歳暮、お中元と2回油川まるごとギフトセットを20年以上続けて来た。
そういう中で 高齢化が進み、今年の冬42回目で終了する事になり、最後となった。
それはいいのだが、決定するまでが遅く、約1カ月掛かる陶芸は決まった時点で
ギリギリかアウトひげおじさんは、家は時間的に無理だよと・・・
何しろ、写真用作品を持って行くまで10日しかなく、詰め合わせるまで1カ月しかない。
制作して1カ月は掛かる陶芸。見本を作るには間に合わない。。。
ましては、畑もランチも考えて準備しないといけない身。普通で行ったら無理
パンなら1日で出来るかもしれないけど、こちらの事情を誰も理解していないのが残念だ。
でも、会議に出席しなかった、私達も悪かった。
最後を飾れない事の悔しさ、田酒に家の干支のぐい吞がないのも変だ
買って貰ったお客様は絶対、この二つがあって、正月の華となるのだと信じている。
ならば、無理を承知でやるしかない挑戦するしかないと・・・
知らせが来たその日の夜からぐい吞みを作り始めた。。。
次の日の昼前まで150個轆轤引きをした。若い時と同じペースで出来たのが嬉しい
跳ね飛ばされて腰も痛いのに、我慢しながら頑張った。
乾かす時間があるので、昼からひげおじさんと暗くなるまでずっとさつま芋掘り。
そして次の日、ひたすら削り。。。そして一日で削り終わった
私の職人魂は、まだ体に染みついていた。。。
次の日は午前ランチの試食研究と写真撮りした後、午後から夜11時まで掛かって、
ぐい吞の中に入れるうさぎをひたすら作った見て下さいこの昼寝うさぎの行列
ぐい吞に入れるとこうなります。。。
もしかしたら、何とか、間に合うかも・・・ 今は乾燥中。。。
芋掘りの途中で電話で呼ばれ お客対応したり、ラインが来たり、とにかく気忙しい生活。
忘れる事も多いけど、体で覚えた技だけはまだ染み付いて残っているようだ
それを確認出来た事も良かったし、まだ仕事が出来ると思えた事も嬉しかった
後は天気と急な急ぎの用事がない事を祈るだけ・・・
一昨日は朝天気が良かったので、うさぎさん、日向ぼっこ。。。
いつも途中で急な用事が入り予定通り行かなく、無理する事になる。
でも、無理して挑戦するハラハラさも、ある意味 自分を奮い立たせる精神的若さを
保つ秘訣でもあるような気がした。。。
後はどれだけロスが出て、焼きがどうなるかが大きな鍵だ
私の運命は、神にしかわからない。。。
2022-10-26 17:36
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コメント(5)
大変な数ですね。
ご尽力に敬服。
by 夏炉冬扇 (2022-10-26 20:52)
田酒をこの器で飲んでみたいわ。
by HOTCOOL (2022-10-27 04:33)
うまくいきますように。
by 親知らず (2022-10-27 07:53)
手に職がある人が羨ましい!
来年が卯年なんですね。
by paulo (2022-10-27 09:29)
うさぎさん、日向ぼっこが気持ち良さそうだ^^
by さる1号 (2022-10-28 03:00)