節分の鰯夕食 [野菜料理・手作り料理・夕食]
節分の日は、我が家では習わしのように鰯を齧り付く。
ひげおじさんは買い物に行くと目刺しと他にも生鰯を買って来る。
私はそんなに好きでもないのに、鰯で攻められるとちょっとげんなり節分の日の夕食。
目刺しの他にも煮付けもやるのと嫌そうな顔をしたら、この日は目刺しだけだった。
1人5本ずつ、義務のように食べなくてはと、骨のために食べる。
不味くはないが、美味しくもない年に1回は齧り付いて、鬼を遠ざけ、骨も丈夫に
しなくっちゃと思いながら、私は食べている。
この日は他にサラダと手巻き寿司のご馳走があるから・・・
ウニとふくやの明太子は頂き物なので、買ったのは筋子とサーモン。
美味しかったこれがなかったら寂しい夕食だったかも
生鰯があるので 明日は鰯の煮付けかなと覚悟していたら、昨夜は違うメニューだった。
もちろん鰯料理だが、見てくれ悪いけど、大蒜醤油でと大蒜で焼いた鰯。
鰯の臭みが消えて、旨味が引き立ち、とっても美味しかった。
もう一つは、鰯でポテトを撒いて揚げた物とチーズ入り安納芋柔らか干し芋の揚げ物。
鰯の方は、ちょっと生臭さが残り、アイデアは良いけど、味はイマイチ。
チーズ入り安納芋柔らか干し芋は安定の美味しさで、鰯揚げ物をカバーしている。
こんな感じで、いつもの鰯の煮物がなく、目先を変えてくれて嬉しかった
果たして子供達が居た時、節分はどうだったんだろうとブログを振り返ってみた。
ブログは15年続けているので、2008年はまだ高3と中2で子供達が家に居た。
目刺しは食べているが、豆まきは子供達がしたくないという。ずっと目刺し時期が続き、
2015年は子供達が居ないので、この時は鰯のサラダ、目刺しと煮付け。
その後は、毎年、目刺しと煮付けが続いていた。
こうして、15年間の節分メニューを調べるとひげおじさんの気持ちが解る気がした。
子供たちは記憶にあるか解らないけど、ずっと節分には鰯料理を出してくれたのだ
ひなまつりには雛寿司、五月には柏餅を作り、七夕、十五夜、冬至などにも・・・
季節の行事をなおざりにしないひげおじさんには、日本の文化を教えて貰い、感謝である。
長男は、今セブ島で、日本語と共に日本の文化も高校生に教えているだろう
少しは季節の行事を思い出して、取り入れてくれているだろうか
疑問ではあるが、小さい頃の季節行事を覚えていてくれたらいいなとふと思った。