後片付けの苦肉の策 [お菓子・スイーツ作り]
炎天下にさらされた野菜とパンは一日しか持たない。その後売るわけには行かない
1日目、家に持って帰ったパンは18個中売れたのは5個なので、13個も余ってしまった。
冷凍庫に入れて私達二人で食べるには時間掛かるし、飽きてしまう。
一日目が終わって、疲れてご飯も食べないで寝てしまった
一時間後に起きて、また次の日の準備しようと頑張って起きたけど、体がパッとしない。
また寝て、12時頃目が覚めて、2日目にパンの仕込みをして焼き始めた。
焼きながら、前日の売れ残ったパンをどうにか利用する方法を必死に考えた。
そして思い付いたのが、日持ちのするラスク。。。「これだ」と思いたって、
最大限ドイツパンを生かす私だけにしか出来ないラスクを考え、取り掛かった
人間は窮地に立たされると、いろんな別な方法を考える。
コロナだって、「新しい生活様式」や「マスク」を生み出したじゃないか
パンを薄く切り、薄くオリーブオイル、バター、クリームチーズを塗ったものを試作。
オーブンで焦げないようにひっくり返しながら、丁寧に低い温度で2度焼き、
水分を飛ばし、香ばしいラスクに仕上げた。
せっかく砂糖、油を入れないドイツパンを作ってるのだから、酒のつまみにもなる
香ばしい、何個でも食べれる飽きないラスクに仕上げたかった
結構それに近い味に出来たので、2日目、袋に入れて売ってみた。
食べてくれた人は「美味しい」って、言ってくれたので嬉しかった
苦肉の策で生まれた「ドイツパンラスク」。。。
売れてたら、考えなかった、生み出されなかった新しいおやつの誕生である。
これは包装の仕方では非常食にもなるかも・・・
今度、真空パックして、どれぐらい持つか、試してみようと思う。
2日間で残った枝豆は茹でて莢から出し、豆だけを真空パックして冷凍した。
残ったパプリカは冬にランチの一品として使えるように、蓋の付いた容器のように切り、
中の種を取り、蓋とくっつけて、冷凍する。(-34℃で貸冷凍庫で保管)
中の種の部分が妙に綺麗で、感動した思わずカメラのシャッターを切る。
残った劣化気味のトマトはドライトマトに・・・
新しい試作パンにセミドライのトマトを入れたくて、皮を取り
「まるごとセミドライトマト」も作ってみた。
こんな感じて、終わった後も、いろんな方法で無駄にしないように食品処理をしている。
ある意味、「売れない残り物」があったお陰で新たな物を生み出すきっかけになり、
私の脳の活性化を促してくれてるので、大きな成果なように気がした。
「失敗は成功の母である」「過を転じて福となす」
今回の私にピッタリの言葉である。