また一人、友達を失った。 [家族・友達]
昨日は弘大附属病院の眼科に行く日。。。
朝から雪混じりの寒い日で、最高温度が3℃で、最低温度が1℃、体感温度は-7℃である。
確かに気温が低い所に風が強いと体感温度はかなり下がる。。
大儀である。予約でなければ出かけたくない日である。
弘前までで、電車が遅れるのではないかもう一本早いので行こうか迷った。
でもその前が1時間半近くも早いのでは、病院待ちが長過ぎる。
結局、いつもの電車で、雪が積もったわけではないので、3分遅れで、何とか間に合った。
間に合ったけど、かなりの患者さんが居て、時間が掛かった。
目の方は悪くなっていないので、次の予定を3月にして、目薬を多く処方して貰った。
その間に何か異変があったら、電話で予約して病院行くという事にして冬は病院に
行かない手はずにした。何事もなく3月まで一回行ったら、青森の病院に転院する。
目は1.2まで見えるけど、まだ角膜は濁って治ってないというか、もう治らないんだと思う。
私としては何とか、またこの病気を繰り返さないように、努力するしかない。
これだけ見えるようになっただけでも有難いと感謝である。
昨日は病院に行く前にラインに悲しい知らせが入っていた。
親友が天国に行ってしまった。もう病気と闘って10年以上なので、覚悟はしていても
やっぱり、気持ちが沈んで、心が空っぽになる。
病院へ急いでいるのと、友達の事を考えているのとで、駅を出た途端 転んでしまった。
怪我はなかったが、「大丈夫ですか」と声を掛けられた時は恥ずかしかった
電車の中でも、病院でも、ぼぉ~と心ここに在らずで友達の思い出ばかり追っている。
長男が生まれた時からのママ友で、32年間付き合って来た。
子供が小さい時は、遊園地に行ったり、一緒に家を行き来して遊んだり・・・
ねぶた見物に誘ってくれたり、子供たちの運動会はいつも一緒にお昼のお弁当を食べた。
私が病気をした時は、アドバイスをくれたり、見舞いに来てくれたり・・・
花が大好きで、庭いっぱいに花を植えていて、それが素敵で、私も花を植えるようになり、
畑をやるきっかけになった。
習字を習いに行っては、すぐ上手くなり大きな賞をとった。
手が器用な人で、パッチワークはまさにプロ級の素敵な作品を作る。
オカリナをやったり、何でも挑戦する、見習うべきな友達だった。
子供が手が離れてからは、音楽や落語に誘われたり、パン教室に一緒に通ったり・・・
ランチを毎月のように食べに来てくれ、楽しくおしゃべりした。
そんな32年間の思い出が次々蘇って来て、頭がぐちゃぐちゃになる。
弘前から帰って、すぐ顔を見に行った。
安らかな顔だったこの数年は特にどんなに病気で苦しかったかと思うと
「これからはゆっくり天国で休んでお疲れ様」と話しかけた。
頭を撫でながら涙が自然に零れて来る。
大事な親友がどんどん居なくなって、置き去りにされた気持ちでいっぱいである。
寂しいなぁ・・・ とっても寂しい。。。