ランチでろくろを活用 [ランチ・提供食]
今月も今日でランチが終わり。。。寂しいような・・・ホッとしたような・・・
来て下さったお客様には、みんな喜んで貰えた。
ランチの準備は食材を買って来てるわけじゃないから、野菜を摘む所から始まる。
スイーツのためのエディブルフラワーの花摘み。
洗って、人数分より少し多めに採って、洗って水に浮かばせ 並べて置く。
この花を添えるのはランチのサラダとおにぎりの横。大きい葉っぱはおにぎり下。
ピザ生地は薄く丸く作るために手ろくろを利用して作っている。
焼物屋さんだから 手ろくろを持ってるし、利用する発想が生まれるだと思う。
30gのピザ生地を直径15㎝の円に延ばす。
薄くて、カリッとして、ここのピザが最高大好きと言ってくれる。
いつも雪が降ると外のピザ窯の小屋を閉めるので11月でピザ終了。
みんな残念がって、今年最後のピザ、有難うと言いながら美味しそうに食べていた。
もう一つ手ろくろを使ってるのは、スイーツ。
手ろくろに皿を置いて、回して、チョコで円を描く。
そこに花とナッツと干しブドウを置く。
真ん中に容器を置き、りんごケーキ、カスタード、生クリーム、煮りんごを置く。
仕上げに、左はペチュニアの花、右はうさぎりんご、ケーキの上に煎餅を乗せ、上に
ナスタチウムの葉っぱにお餅+餡子+生クリーム+栗+生クリーム+レモンバジル。
煎餅の上に直にお餅を乗せると煎餅が湿気で美味しく無くなるので、葉っぱが
それをなくす役目と色合いを添えるためにそうしている。
一応スイーツを見た途端、ワクワクする気持ちと、食べた時最大限に美味しい
と思えるように作る時間、配膳する時間を考えてやっている。
こうして、ここまで考えるのに、途轍もなく時間を掛けて準備、仕込みしてる。
自分の使った時間を考えると全然採算は合わないが、嬉しそうに、美味しそうに、
食べてる姿を見るとスイーツに対する思いが伝わった気がして報われた気持ちになる。
自分の思いを伝える伝わるは、焼物も料理も
創作活動してる人の気持ちはみんな同じだと思う。