旬を思う

　　　　　　　　　　

テレビで「今旬の苺が美味しい」と苺のスイーツを宣伝していた。

私は疑問に思う今、苺が旬

そんな訳はないでしょう自然の路地栽培苺は青森では6月初め、関東だってそれより

1カ月早いだけなはずだから、5月初めか、4月中下旬である。（九州は分からない）

ハウスで苺の出来る時期をずらして作ってる苺を旬というのはなんかおかしくない

季節と共に自然にはぐくまれて出来た野菜などを旬と呼ぶのではないですか

疑問に思ったので、旬の意味を知るためにググってみた。

「旬」とは自然の中でふつうに育てた野菜や果物がとれる季節や、魚がたくさんとれる季節のことで、食べ物によってその時期は違いますが、いちばんおいしくて栄養もたっぷりです。旬のものを食べることで、自然のめぐみや四季の変化も感じてみましょう。

また、お正月や特別な日に食べる料理にも「旬」が関係しています。

と、出て来た。

ハウスで育てた物は自然ですかそれって、人間の都合でやってる事なだけな気がする。

それを旬というなら旬は完全に有ってないようなものだ旬という言葉いらない

でも、私もハウスで栽培してるから、ハウスで栽培することが良くないのではなく、

そのハウスの時期を旬と呼ぶのはどうかなと思うだけ。

ほとんどの農家さんが苺はハウス栽培なのだから、旬の先取りというべきではないか

と思ってしまう。後、旬はその地方で気候が違うのだから、「今関東では旬です」とか

「九州では旬です」「北海道で旬です」と付け加えて欲しい。

相手にされない青森生まれの私のひがみかなと思うけど・・・

私は野菜を作ってるから青森の野菜の旬がわかる

だけど、スーパーで全国の野菜が置かれているので、青森人ですら、旬がわかっていない。

例えばじゃが芋は8月に新じゃがが取れるのに、同じく飲食業をやっていても、

春の新じゃがで作ると美味しいんですよという。

美味しいじゃが芋を多く生産してる北海道はその後である。

思わず お前青森のじゃが芋使ってないな飲食業なのにじゃが芋の旬を知らないな

と・・・　　実はじゃが芋が一番美味しいのは、青森だと今

芽が出る直前で、寒い時期を過ぎた時が甘くなっていて一番美味しい。

採れたてのじゃが芋ともうすぐ芽が出るじゃが芋では調理した時の感覚が違う。

なんかねっとりさが強くなる。要するに糖分が出て、性質が変わるのかなと気付いた。

日本の行事や風習には日本の季節や自然,人間の体の変化,心の変化の変わり目を繁栄してる。

それをないがしろにしてはいけないと私は思う。厄年も気を付ける年代という事。

それぞれにきちんと意味があって、昔から行われて来たものだから・・・

昔と今は違うし、今の時代 まったく同じにとは思わないけど、意味も解らず外国の行事に

興じているのはどんなもんだろうと時々思ってしまう。

忙しい世の中なので、そんな事にかまってられないけど、せっかくある日本の四季や

行事、旬をもう少し疑問を持ったり、考えてみてもいいのではないだろうか

今日、キーちゃんが早朝にやって来て、ご飯を食べて行った。いつもより2時間早い

食べたら、さっさと帰る。。。昼前から風が強くなって来た。

ひげおじさんと風が強くなるのがわかって、早く食べに来たんだねと話していた。

今日は朝、雪がうっすら・・・　朝は無風状態だったのに、昼前から時折雪交じりの風が

強く、いつまでも冬が終わらない感じに見える。

が、白鳥が集団で飛んでる様子は 寒い北国に向かってる羽ばたきで、

春の近さを感じた。。。。