小牧野遺跡見学 [仕事(焼物・美術工芸)]
2月終わり、青森競輪の大きい大会のための特別縄文カップの仕事を依頼された。
世界遺産という事もあり、最初三内丸山の土器を優勝カップ風にアレンジデザインした。
このデザインをメール送信して大体OKという事になったのだが、この大会は
「小牧野杯」という名前らしく、小牧野遺跡の模様を取り入れて欲しいと・・・
という事で、3月1日(その前はコロナで休館)に小牧野遺跡へ二人で見学へ行った。
ここは縄文土器より、環状列石が有名なので、土器はイマイチわからなかった。
もちろんひげおじさんは報告書などの資料を持っているが、目で見ないと実感できない
ここは青森市がやっている小牧野遺跡保護センターと言って、廃校になった小学校を
改造して作っているので、広いし、昔の教室風景もあって、懐かしい雰囲気。。。
教室を収蔵庫として使って、収蔵の様子を見せている。
環状列石はこの施設から歩いて20分位、まだ雪なので見れないけど、説明書がある。
色んな発掘物が各部屋(教室)に陳列されている。
こんな感じで、実物を見てから、制作に取り掛かった
この時期のこの地域だけにある模様は意外に難しかった
いくら報告書の模様を見ても、実際に模様を付けるとなると均等割りしないといけないので
その均等割りのルールとコツがわかるまで、苦労した。
期限は後1か月ない失敗は許されないでも焼き物はいろんなリスクがある。
大きな仕事だけに、出来るまで緊張感でいっぱいである。
制作はまたこの次に・・・