一万歩散歩 [美容・健康]
12月21日から山寺の階段を登るために始めた一万歩散歩。。。
今の所、12月に3日だけと昨日はランチが忙しくて散歩にいけなかったので、
一万歩歩けなかったけど、後は毎日頑張って歩いています。
最近はひげおじさんのスマホにも私と同じ歩数アプリを入れてあげたら、
何気に私に影響され、一万歩をめざしながら歩いているようだ。
6日は私もひげおじさんも眼鏡の弐萬圓堂まで歩いて、帰って来て、ちょうど一万歩位。
一緒に歩く事はそうないのですが、それなりにお互い競争しながら歩数を稼いでいる。
私が一万歩歩き続けると1時間25分掛かり、寒い青森でも汗もうっすらと掻く。。
一万歩を歩くと6.8Km歩いていることになるらしい。。。スマホに出て来ます。
朝から家の中を歩き回って家の掃除を一生懸命しても500歩です。
通勤のない私は歩く理由を見つけて、そこに向けて往復歩くようになり、それでなくとも
冬は車を運転しないようにしていたけど、歩いて行く事で、ますます乗らなくなった。
スーパーのお買い得品があれば、砂糖一個買いに行ったり、
年賀状を、遠くのコンビニに投函しに行ったり、毎日歩く理由を見つけています。
12月の雪の少ない時、フェリー乗り場への散歩。。。
フェリーが出港してるようすをずっと見て、見送る。
このフェリー「ブルーハピネス」を見送った
乗船口(船の後ろ)からずっと見てました。
車も人も乗り終わり、入口が締まって、波止場に繋がれている綱が離れ、自動で巻かれる。
エンジンが掛かり、スクリューが回り、水しぶきが出来て、離れて行く。。。
船が小さくなったのを見送り、下を覗く。
透き通っている海水。。。何もなかったかのように波だけが押し寄せる。
船を見ると思い出す事・・・冬になると蟹工船に出稼ぎに行く、その船の見送り。
小学校の時親類の人が蟹工船に出港する時、紙テープで見送った時の事を思い出す。
いろんな綺麗な色の紙テープで送る人と送られる人と繋がって、出港と共に切れて、
船が遠く小さくなって行く様。。。
後に教科書で、小林多喜二の「蟹工船」を見た時、あのおじさんもこういう風に
大変な思いをして蟹を取ってるのかと衝撃を受けたものでした。
あの紙テープの華やかさとその中に潜む別れと悲しさが小さい私にはわからなかった
中学か高校の時、教科書で読んで、その何とも言えない悲しさを覚えた。
帰って来ると蟹の缶詰をお土産に貰ったけど、その時有難みが全然わからなかった
けど、大人になった今、厳しい中で働いた汗の結晶の蟹の缶詰だったんだなぁ~と・・・
もう55年以上も前なのに、なぜかあの光景が船の出港シーンと共に重なるのです。
私の船にまつわるノスタルジー。。。