おもてなしの心 [仕事(焼物・美術工芸)]
今日からまた雪模様。。。
まだチラチラと降ってるだけだが、気温は最高気温0℃。真冬日じゃん
そんな雪をも融かす、ほっこりするおもてなしの心のお話。。。
11月の初め、お客様から娘さんの結婚お披露目パーティーをやるので、
ちょっとしたプレゼントをしたいその人の干支の湯呑はどうかなと・・・
予算的に少し合わないので、小さい干支の置物を選んだ。
でも時間的に1カ月ないので、ぎりぎり。。。
どの干支が何個とすぐ言えない状態なので、ラインで連絡を貰い、すぐ作る事になった。
招待された方の干支を電話をかけて全部聞かなくてはいけないので大変である。
私の方は多少の在庫もあったので、ぎりぎり間にあって、出来上がった
その人のために作った手作りの自分の干支を貰うのは送る人の気持ちが伝わる気がする。
私の方も私の作った物が選ばれたと思うと、テンションが上がり、
招待された方の笑顔を想像しながら、またいらない手間を掛けてしまう。
自分のテーブル席に着いた時、自分の干支が並んでるのを見てどうしたら最高の
サプライズ笑顔になるかを想像しながら、私なりにラッピングを工夫した。
そして出来たのが。これ
マイ干支がしっかり見えるように透明の袋に入れようその入れ方を考えてたら
意外に手間が掛かるので、今度はいかに短時間で綺麗にやれるか考える。
そのほう方法が底の台紙を作って、それを入れるのが手間取るので、入れる道具を作る。 (リップクリームの箱に台紙をの大きさの物を張り付ける)
入れてテープをして、これを出して、改めて台紙を入れる。
最初に考えたのはこれを纏めて、リボンを付けると可愛いかなと思った。
が、やってみたら、纏める所が顔部分になり、くしゃくしゃになり見え難い
そして考えたのが、よりクリアに顔が見えるように折って、ホチキスで止め、
その見えるホチキス部分にシールを張って、隠す。。。
シールは100均の安いのに、会田みつをさんのありがとうハンコを押した。
前に東京に行って、観て来た時になんか使えそうだと買って置いた。
来てくださったお客様に感謝の気持ちを込めて・・・「ありがとう」と・・・
並べると可愛い
こうすれば、リボンを結ぶより手間が掛からないし、顔がクリアに見えると・・・
ただ、やることは簡単だけど、思い付くまでが時間が掛かるんだよね
お客様には自分で箱に入れて持ち帰れる箱を用意して、見えるように箱の上に置く。
それがみんな違うって、楽しいですよね
みんなの分を作り、何とか間に合わせて納品しました
招待されたお客様、きっと喜んでくれると思うし、みんな違うから、隣の人のも
観たくなるし、お隣に座った方の良い話題作りにもなると思う。
招待された方に思いを寄せて、思わずにっこりなるオリジナルの物。
贈る側の心を感じるこれが「本当のおもてなしの心」なのではないかしら
と作った私も嬉しくなったし、お客様の笑顔を想像しながら作る事も出来た。
プレゼントって、こうじゃなくっちゃいけないですよね
私も「ありがとう」とお礼を言いたい