干支展DM発送 [仕事(焼物・美術工芸)]
11月のランチの間に干支展の12月のランチメニューを考えて、終わった後すぐ試作。
なぜかというとDMに載せないといけない。作品作りとランチメニューとDM作りと
同時進行で、とにかくめちゃくちゃ忙しい日々がずっと続いている。
DM作りも2日間掛かって、やっと出来たと思って印刷会社にデータで送った。
トンボがなく、印刷出来ないので付けて、再入稿してくださいとやり直しのメール。
えっと思って見たら、確かにトンボが付いてなく,何かの拍子に削除してしまった
どの段階で削除したかわからないけど、とにかく直すことにした。
W7もイラレも買って11年。おばあさんになって立ち上がりや、仕事は遅いけど
頑張って働いてくれている。イラストレーターは古くてW7パソコンでないと出来ない。
が、今まで頑張ってくれていたのに、こんな大事な時に、トラブル発生
トンボの付いてる新しいのに、コピーして張っても保存は出来てるのに物がない
何度やってもなくて、四苦八苦して、とうとう印刷会社に電話した。
そんな事は有りえないと言われ、電話を切って、またパソコンに向かった
一番見やすいデスクトップに何度やっても保存されているのに画面上に見えて来ない
苦し紛れに外付けハードディスクに保存した。あった保存されている。
何で外付けハードディスクには保存されるのに、W7のパソコン上には保存されない
いや、保存状況からして、されているのに、見えて来ないのだ
そう言えばスマホの不具合があった時、再起動すれば直ったりするので、再起動してみた。
デスクトップ上にコペピされたデータがいっぱい出て来た。
やっぱり古くなったから、こういう事も起きるのかパソコンに放浪された3時間だった。
まぁ何とか出来たから良かったわ年て無事印刷となり、DMが届いた。
そんなアクシデントに見舞われたDMを見て下さい。絵柄面。。。
切手面。。。
こんな感じで、DMの発送も終わりました。
11月3日~11日まで、ランチは4日-11日までですのでお間違えなく
今、最後の追い込みで必死に絵付けしています。
これから夜も頑張ります
青森認定こども園で初めての陶芸体験 [仕事(焼物・美術工芸)]
10日、ランチが終わった2日後に青森認定こども園の5歳児さん23名が陶芸体験をした。
作る作品はマグカップ。。。
方向音痴の私はあらかじめグーグルを見て、頭に入れて早めに出発。
意外に迷わないで、スムーズに着いた。迷うような場所でもないけどね(笑)
綺麗で、大きい園でした。さぁ~始めるぞぉ~と張り切っている私。
子供たちはやっぱり粘土遊びは大好きなんですね。
楽しみながらも、取り組む姿は真剣そのもの 見ていて可愛い
粘土の触感が気持ち良いって、子供達が話していました。
私としてはこの気持ちだけで、体験の意味が充分ある気がする。
土と水と火は原点だから、その原点はどこか懐かしく人間と切っても切れない縁がある
だから触ると心が落ち着き、ホッとして安心するのだと思う。
それは頭で考えるものではなく、体が覚えていると私は信じている。
自分の作ったマグカップがどう焼き上がるか、とっても楽しみにしているようだ
出来上がったマグカップで、暫く園でお昼やおやつの時間にお茶やジュースなどを
飲んで、楽しむらしい。。。なんか飲んでいる姿が目に浮かんで来る。
友達とおしゃべりしながら、ニコニコしてお茶飲むんだろうなぁ~
さぁ~私は子供達の期待通りに、綺麗に焼き上がるように頑張ろう
まるごと油川お歳暮セット用ぐい吞作り [仕事(焼物・美術工芸)]
今日の朝は2℃で、かなり寒かった八甲田も白い今日は初霜、初氷も観測。
平地もそろそろ雪が降るんだろうなぁ~・・・怖いなぁ・・・
油川の製造業に携わる人達8人でとまとりあくらぶというのを作っている。
油川は青森市の発祥の地でもあり、昔は栄えた町。田酒で全国的にも有名な酒屋、味噌屋、
パンや、お菓子、ホタテ加工、木工、陶芸など油川の特産品を詰め合わせて、
毎年お歳暮、お中元と2回油川まるごとギフトセットを20年以上続けて来た。
そういう中で 高齢化が進み、今年の冬42回目で終了する事になり、最後となった。
それはいいのだが、決定するまでが遅く、約1カ月掛かる陶芸は決まった時点で
ギリギリかアウトひげおじさんは、家は時間的に無理だよと・・・
何しろ、写真用作品を持って行くまで10日しかなく、詰め合わせるまで1カ月しかない。
制作して1カ月は掛かる陶芸。見本を作るには間に合わない。。。
ましては、畑もランチも考えて準備しないといけない身。普通で行ったら無理
パンなら1日で出来るかもしれないけど、こちらの事情を誰も理解していないのが残念だ。
でも、会議に出席しなかった、私達も悪かった。
最後を飾れない事の悔しさ、田酒に家の干支のぐい吞がないのも変だ
買って貰ったお客様は絶対、この二つがあって、正月の華となるのだと信じている。
ならば、無理を承知でやるしかない挑戦するしかないと・・・
知らせが来たその日の夜からぐい吞みを作り始めた。。。
次の日の昼前まで150個轆轤引きをした。若い時と同じペースで出来たのが嬉しい
跳ね飛ばされて腰も痛いのに、我慢しながら頑張った。
乾かす時間があるので、昼からひげおじさんと暗くなるまでずっとさつま芋掘り。
そして次の日、ひたすら削り。。。そして一日で削り終わった
私の職人魂は、まだ体に染みついていた。。。
次の日は午前ランチの試食研究と写真撮りした後、午後から夜11時まで掛かって、
ぐい吞の中に入れるうさぎをひたすら作った見て下さいこの昼寝うさぎの行列
ぐい吞に入れるとこうなります。。。
もしかしたら、何とか、間に合うかも・・・ 今は乾燥中。。。
芋掘りの途中で電話で呼ばれ お客対応したり、ラインが来たり、とにかく気忙しい生活。
忘れる事も多いけど、体で覚えた技だけはまだ染み付いて残っているようだ
それを確認出来た事も良かったし、まだ仕事が出来ると思えた事も嬉しかった
後は天気と急な急ぎの用事がない事を祈るだけ・・・
一昨日は朝天気が良かったので、うさぎさん、日向ぼっこ。。。
いつも途中で急な用事が入り予定通り行かなく、無理する事になる。
でも、無理して挑戦するハラハラさも、ある意味 自分を奮い立たせる精神的若さを
保つ秘訣でもあるような気がした。。。
後はどれだけロスが出て、焼きがどうなるかが大きな鍵だ
私の運命は、神にしかわからない。。。
読売新聞掲載 [仕事(焼物・美術工芸)]
昨日の読売新聞の記事に載りました。
元気で少しでも長く、仕事を続けたいものです。
この縄文展と共に縄文ランチ(要予約12日まで)をやってるのですが、
ランチのお客様が自分で焼く縄文焼きを楽しそうに焼いて、美味しそうに食べている
様子を見て、縄文焼きプチ体験メニューを考えて良かったなぁ~と・・・
みんなの美味しそうなお顔を見てると私も幸せに感じます。
幸せオーラはみんなに連鎖して行って欲しいですね!
私は縄文風の渋い器も好きで作るし、可愛い物も大好きで作る。
若い頃、よく取材で聞かれた質問は「これからどういう物を作りたいですか」
と聞かれて、とても困った だって、どっちも好きだから・・・
渋い物ばかり作っていると,肩こりがする位作っていて 緊張の連続で苦しい時がある。
可愛い物を作っている時は,お客様の見ている笑顔が浮かんで来て 心が癒され 楽しい。
お客様が器を買う時は渋さを求める縄文派と可愛さを求める可愛い派にはっきり分かれ
比率で行くと比較的安い、可愛い物の方が圧倒的な比率で売れる。
私だって、売れる物を作らないと生活出来ないので、お客様のニーズに応える。
なので、その時の気分で、どっちも作り続けている今がある。
最近やっと、相反する渋い縄文器も、癒される可愛い器もどっちも私なのだと
迷いが、少し薄れた。。。無理してどちらかの派に属さないでいいのだと・・・
どっちの心も持ってる自然体の私で良いのだと思うようになった。。。
年を重ねて、自分を納得させるすべを得たのかな
縄文展も一緒に開催中! [仕事(焼物・美術工芸)]
縄文展の展示風景。。。 正面入ると・・・
書道に長けている友達に描いて貰いました。
ススキと栗とシュウメイギクを飾って、秋らしく・・・
前に歩いて行くと・・・
本物の発掘品(ひげおじさん所蔵)も展示してみました。
縄文に少しでも興味を持って貰うように報告書や雑誌も展示しました。
またその左には、火起こしの道具なども展示しました。
せっかく栗拾いに行って来たのですから、至る所に栗を展示。(笑)
正面右には昔の物という事で埴輪のレプリカ。
入ってすぐの左は・・・
こんな感じで、秋の縄文感たっぷりな展示を心掛けました。
どちらかというと売るという感じではなく、見せる(展示)感が強いです。
そういう事もあり、DMを発送しなかったのです。
でも、ランチの皆様、ランチを食べるだけでなく、展示も楽しんでくれています。
陶器の指輪、ピアス [仕事(焼物・美術工芸)]
家の教室に通ってるベテラン生徒さんの作品で、小さい物をとっても器用に作るんです。
最近の作品が、指後、ピアス。
猫を飼っていて、猫ちゃん大好きさんです。
猫指輪
ピアス
実際に付けてみました
猫ちゃんピアスと金魚ねぶた指輪、肉球指輪、可愛いでしょう
青の金魚は、金魚ねぶたで、ねぶたを跳ねる時に付ける予定だそうです。
金魚ねぶたは赤です。赤でなく、あえて青にした所がベテランさんらしい。。。
最近作っているのが、ねぶたの花笠のピアス。小さ過ぎて、私には無理。
2㎝の花笠に、花や、ハトを付けて行く作業はビース玉作業をしてるよう・・・
それを根気よく作ってるベテラン生徒さんは凄い
20年以上やってるベテランさんは、作る事をとっても楽しんでいます。
石井康治「詩季彩」展 [仕事(焼物・美術工芸)]
今日は久しぶりに雨が降った。なので、美術館へ・・・
前から見たかった石井康治「詩季彩」展のチケットを運よく頂き、県立美術館で鑑賞した。
ホールにはシャガールのアレコが四方の壁面に飾らている。
石井泰治さんは青森の三内に工房を構えていたのは知ってたけど、こんなに素晴らしい
作品を作っていたなんて知らなかった丁度子育て、仕事と忙しい時期だった私。
石井さんは私より8歳年上。50歳の若さで、亡くなってしまった。
こんな繊細な仕事をしてたなんて・・・ 知らなかった
千葉出身なのに、青森の四季に魅せられ、移り住み、
青森の四季の美しさをガラスで表現して、青森を愛した芸術家だと思った。
写真を撮っても良いブースがあったので、一部紹介します。
大皿だけど、下に映し出された影も美しい。
青森人は長い冬から解放され 春の桜をこよなく愛する。それが表現されている美しさ
青森の四季や自然の風景が手に取るようにわかり、共感した。
生きてる時にお会いしたかったと感じた、そんな作品展だった。
青森の風景を愛した石井さんは、青森の人にこそ見て貰いたいと県立美術館に寄贈。
こんな素晴らしい作品が美術館にある事に誇りに思った作品展でした。
石井康治「詩季彩」展の後、常設展を観た。棟方志功の作品。
奈良美智「青森犬」
成田亨のウルトラマンシリーズの原画など展示(これは写真撮ってはいけない)
久しぶりに、ゆっくりと芸術を鑑賞して、気持ちが豊かになりました。
せっかくなので、お昼だという事もあり、美術館の喫茶室で寛ぐ。
入口ライトがこぎん模様だった。私の食べたプリンアラモードは石井さんのガラス器。
ホタテとキャベツのペペロンチーノ。美味しかったですよ
食事をして広い庭を通り・・・
買い物にして家に帰って来ました。
久しぶりに二人で出かけて、美術鑑賞をしてゆったりした休養日となりました。
こういう日もなくっちゃね
五所川原の保育園で陶芸教室 [仕事(焼物・美術工芸)]
今日は、先週 カメラのメモリードを入れず写真撮っていた保育園の5歳児さんの陶芸教室。
朝、PCR検査をしてから出発。。。もちろんくっきりはっきり陰性。。。
しゅっぱ~つ
保育園に行く時、農道を通り、こんな素敵な風景に出会えた。
この田んぼの場所は稲刈り後自然乾燥の稲架掛けをしている場所で私が好きな懐かしい風景。
今回は田植えをした後の風景が素敵なので、写真撮った。
田んぼに写ってる空と逆さ塔が絵になる素敵な風景。。。
まずは一つ目の保育園に行った。9人だけど、先生が多いので目が行き届く。
終わって、二つ目に移動。。。皆お話を聞いて、楽しみながら作っていた。
出来上がったフォトフレーム作品。。。真ん中の四角は写真を入れるスペース。
真剣に取り組んでいるのだけど、楽しみながらやってる姿が可愛い
私へのご褒美は帰りにエルムによって、パンを買い、サーティワンアイスを食べる。
期間限定「ポッピンドリーム」を食べました。美味しかったよ
年に2回行く五所川原の保育園の陶芸教室は私の小旅行かも・・・
保育園4歳児陶芸教室 [仕事(焼物・美術工芸)]
今日は五所川原の保育園4歳児の陶芸教室だった。
本来であれば親子教室なのだが、このコロナ禍でそれがかなわず、子供達だけである。
それもしっかり感染対策をしている。
いつもであれば第一と第二の二つの保育園(経営者が同じなので)が合同でやるのだが
コロナで個別でやるため、一つ目の保育園の方を教えて、ある程度目途が付いたら、
私が次の保育園に車で(2分位)移動して、教えに行く。なので少人数になる。
そればかりでなく、安全対策のため私が朝、pcr検査をしてから行く事になり、
キッドを送って来た。初めてpcr検査キッドにドキドキしながらやった。
結果陰性。。。
初めてなので、何度も動画を見ながら、頭に入れ、挑戦。
やっちゃえば、大した事ないのだけど、間違いがあってはいけないと思うので、
ドキドキなのだ家に居て畑やってるだけなので、陰性だとわかっているが、
それでも初めては、なんでもドキドキだよね
ここで力と緊張感を使い果たしたためか、教えに行ってカメラで写したつもりが
カメラにメモリーカードを入れ忘れ、せっかく写した子供たちのマグカップを
作ってる真剣な姿が全く写ってなかった。
あぁ・・・不覚。。。
一生懸命やってる子供たちは可愛い
20年位前は自分の子供を見てる眼差しだった私も、今は孫を見る眼差しになった。
それと子供と接していると、可愛いのもあるが、自分が若くなった気分になる。
みんなお話をよく聞いて、上手に作っていましたよ
お昼ご飯を食べてる所に出くわしたが、一人一人透明の衝立を立てて食べていた。
保育現場ではコロナでクラスターにならないようにしてるピリピリ感が伝わって来た。
現場の人達は大変だし、子供達も小さいながらマスクして頑張っている。
早く無くなって、マスクなしで自由に遊べる時が来て欲しいと思った。
帰りはミスド―で宣伝で入っていた抹茶シリーズとパンと苗と買って帰って来た。
私の買ったのはこの三つ。。。(写したけど駄目だったので、ネットから拝借)
上の二つのポンデシリーズはもちもちして多少抹茶味がして美味しかったけど、
一番下のは、抹茶なはずだけど、全然抹茶味がしないし、中に入っている
軟膏的な柔らかさの味のしない餅っぽい(ゼリー?)のと、クリーム(安い味)
が美味しくなくて、ちょっと残念だったこの3つは箱入りで高かったのに・・・
まぁ~、これで味がわかり、ある程度満足したので、暫く食べなくて良いかな
久しぶりに外に出て、ワクワクしながら運転し、買い物をいろいろして来た。
たまにだから、楽しいんだよね
それにしてもカメラ、やっちまったなぁ~
競輪の小牧野杯優勝カップの焼き上がり [仕事(焼物・美術工芸)]
競輪の小牧野杯優勝カップが乾き、焼く段階になった。。。
考えてみたら、この大きな物をスキスキの窯で素焼きすると冷め割れが起こるかも
と頭に浮かび、急遽、生で一発勝負で焼くことにした。
生で焼くには釉薬のかけ方を慎重にやらないと割れてしまう.(水分が多く入り過ぎると割れる)
還元のつもりでいたが、還元だとガスを吹き込むと線が切れる心配がある。
なので、酸化で縄文コーヒーカップの浅虫釉を埋め込む方式で釉薬をかけ,焼くことにした。
釉薬をいろんな道具を使って慎重に埋め込む。
全体に塗り終わった所で、殿様のように一個だけ入れて焼いた。
ドキドキしながら、焼き上がりを見た
割れてはいないが、釉薬が一部のげている所があり、イマイチ失敗
仕方ないので、そこにもう一度釉薬を入れて、殿様窯で焼いた。
2回目も窯を開けてがっかりイマイチ風情がないこれでは許せない
仕方ないので、小さい方の2個目は線が切れるのを覚悟でガスを吹き込んで還元で焼く。
これは良かった線も切れていなかった
これで一応、出せるのが出来たので、前の満足出来ないのをどうしよう
と考えて、ビードロを吹きかけて、ダメ元で今度は還元で焼いてみよう
と3回目を殿様窯で還元で焼いた
良かったぁ風情が変わり、少し渋くなり、大丈夫
3回も窯で火に炙られて、熱かったろうでも鍛えられたんだなと思った。
そして、最後に小牧野遺跡のシンボルキャラクターにもなったくまモンを野焼きして、
腰にアクセントで金色の紐で首飾りのようにくっ付けて、優勝杯の雰囲気を出した。
3回焼いた大きい方の優勝杯。。。6.3Kgもある。持てるかなぁ~・・・(笑)
小さい方の優勝杯
腰の金色縄に縛られたくまモン。。。
二つ並べて・・・
何とか出来たけど、大き過ぎてこれを収納する箱に苦労した。
大きい方の発泡スチロールを見つけたので、それに合わせて厚手も紙箱を作って貰い
2重の箱。安心だけど、箱だけでもかなり重かった。
そして、期日に間に合わせて4月21日納品した。小牧野杯日程は4月28日~5月1日。
そして、昨日結果が出た。ネットから画像を拝借。
縄文土器をデザインされた優勝カップを手に笑顔の河端朋之(東スポWeb)
結構大きくて重さが6.3㎏あるんだけど、ガタイが大きいから大きく見えない
でも、こうして河端選手の笑顔と一緒に掲げられると嬉しい
感無量である
五月人形展のお知らせ [仕事(焼物・美術工芸)]
五月人形展を期間を短くし、急遽今年は開催することにしました。
端午の節句「五月人形展」コロナをやっつけろ!
4月29日(金)~5月8日(日)11:00~17:00
五月人形は生まれてきた子供を疫病から守ったり、身代わりになってくれます。
鐘馗様は怖い顔をして、皆を守ってくれると言われています。
コロナをやっつけて欲しいですね!
武者は逞しく強い男の子でなってほしい!
こいのぼりは滝登りのように昇進して欲しい!
という願いを五月人形に託しました。
五月人形展と共に端午の節句ランチもやってますので、
予約して食べに来て、どちらも楽しんで下さい。
展示替え [仕事(焼物・美術工芸)]
干支展のままでは 季節感が薄れるから、3月のランチの前に展示替えをした。
お雛様も終わったし・・・ でも一度も飾ってもいないのが偲ばれる。。。
という事で少しだけお雛様を飾って、全体的には次の五月人形を飾った。
いつもなら3部屋に所狭しと飾るのだが、それもやめて、入ってすぐの部屋だけにした。
玄関に入ると・・・
左側・・・
やっぱり、このコロナ禍ではあるので、鐘馗様に守って貰わないと・・・
男の子なら、元気な勇ましい武将
やっぱり こいのぼりもなくっちゃ
華やかさと飾らなかった申し訳なさとで、お雛様も少し飾りました。
五月人形とお雛様を一緒にしちゃったけど、これからはこういう事もして
展示回数と手間を減らして行かないと大変だなと、思った。
でも、減らす(没る)選択も迷って 時間が掛かり、難しいのよね
コロナのない時期であれば、3月はお祝いと別れのプレゼントの時期でもあったが
今はコロナで客が来ないのに高い灯油で暖房と電気を付けて、客を待ちたくない。
あのバブリーな時代・・・ 灯油が1ℓ30円台の時が懐かしい
時々、家のお雛様や五月人形を思い出してくれる方もいて、初孫もために購入して
下さる方もいらっしゃるので、それなりに嬉しい
どこまでやれるかわからないけど、やれる時は細々とでも続けて行こう
やろうとする気力やらねばならないという気持ちが生きる力なのだから・・・
縄文小牧野杯カップ制作 [仕事(焼物・美術工芸)]
昨日で積雪0と発表された。。。でも家にはまだいっぱいあるので実感なし
でも、積み重なった汚い雪で、こんな雪は見たくないから早く消えて欲しい
小牧野遺跡のセンターを見学後、制作に取り掛かった
それはちょうどあの地震があった日である。せっかく行く気満々で楽しみにしてたのに
ほぼ無理だとわかり、何かに夢中になってないと心が収まらないと仕事に取り組んだ。
轆轤を挽いたけど、いっきには出来ない大きいので、また積み重ねて 轆轤挽き。
粘土の硬さを見ながら細工する。
小牧野遺跡から出て来た土偶の顔でインパクトを付ける。
この遺跡から出て来た縄文土器の渦巻き模様を付ける。
こんな感じに仕上がりました。。。出っぱてる四角の所には真鍮でこの大会の名前が
書いたプレートを貼る予定。(曲面だと出来ないので、貼り付けるための平面を作る)
注文は1個だけど、失敗をした時に困るので、2個作って置いた。
もう一つは、少しだけ模様を変えて、クマ型土製品も付けてみた。
これは土器の輪の所にぶら下げたらどうかなと思い、小さいのを作ってみました。
何とか、大、小二つ作りました
このまま、ゆっくりゆっくり時間を掛けて乾かします。
すっかり乾いたら素焼き。こちらの注文は丈夫にするために素焼きでなく焼き締めにします。
焼き締めは焼きが勝負で景色が出るので、焼いてみないと何とも言えない
焼いた窯を開けるまで、気を抜けないです
楽しみより、不安の方が強く「無事に焼けますように」と願うばかりです。
小牧野遺跡見学 [仕事(焼物・美術工芸)]
2月終わり、青森競輪の大きい大会のための特別縄文カップの仕事を依頼された。
世界遺産という事もあり、最初三内丸山の土器を優勝カップ風にアレンジデザインした。
このデザインをメール送信して大体OKという事になったのだが、この大会は
「小牧野杯」という名前らしく、小牧野遺跡の模様を取り入れて欲しいと・・・
という事で、3月1日(その前はコロナで休館)に小牧野遺跡へ二人で見学へ行った。
ここは縄文土器より、環状列石が有名なので、土器はイマイチわからなかった。
もちろんひげおじさんは報告書などの資料を持っているが、目で見ないと実感できない
ここは青森市がやっている小牧野遺跡保護センターと言って、廃校になった小学校を
改造して作っているので、広いし、昔の教室風景もあって、懐かしい雰囲気。。。
教室を収蔵庫として使って、収蔵の様子を見せている。
環状列石はこの施設から歩いて20分位、まだ雪なので見れないけど、説明書がある。
色んな発掘物が各部屋(教室)に陳列されている。
こんな感じで、実物を見てから、制作に取り掛かった
この時期のこの地域だけにある模様は意外に難しかった
いくら報告書の模様を見ても、実際に模様を付けるとなると均等割りしないといけないので
その均等割りのルールとコツがわかるまで、苦労した。
期限は後1か月ない失敗は許されないでも焼き物はいろんなリスクがある。
大きな仕事だけに、出来るまで緊張感でいっぱいである。
制作はまたこの次に・・・
お皿作り [仕事(焼物・美術工芸)]
冬でないと作る時間がないので、前から作りたかったお皿を作っていた。
冬は仕事場が寒いし、粘土が凍ると全部だめになるので、気を遣う。
電動ろくろで成形と削り。 一応ランチで使いたいと思ってるので、15枚位。。。
作るのは、そんなに時間が掛かるわけじゃない技術があるから・・・
問題は模様に時間が掛かる。。。
彫刻刀のようなもので掘りこんで行くのに、目安となる線を付けるのに苦労する。
15枚、2種類なので台紙を作ろうと考えた。台紙作りに3時間も掛かってしまった。
ああでもないこうでもないと考えあぐねて時間が経つ。
そして模様を掘り出す。。。仕事場の灯油代がもったいないので、家に持ち込む。
マイ椅子に座りながら間違わないように、ゆっくりと印を付けて・・・
まりんも私の隣で安心して寝ている。。。
くっ付いてると温かくて、まりんの生きてるぬくもりを感じる。
やっと作り終え 模様も削り終え 素焼きをした。二人で寒い仕事場で、絵付けと釉薬掛け。
釉薬を掛けて焼いた。仕事場は寒いので、暖房費を掛けたくないから家で上絵付。。。
上絵付の焼き上がり~
この皿は前にお客様からの注文で作ったのですが、余った1枚を使っていたら
気に入ってしまい、ランチ用に同じ皿と二回り小さいスイーツ用をやっと作った。
その一枚のお気に入り皿でいつも私のブログ料理を載せて写真を撮ってました。
このシリーズは長いスイーツ用の皿と3種類になり、重宝すると思います。
お皿も料理の一部ですから、味と共に大切です。
もう1年前から作りたいと思い、やっと作る事が出来ました。
活躍させなくっちゃ
世界遺産三内丸山土層イメージトイレ [仕事(焼物・美術工芸)]
半年前ですが、夏のパラリンピックの縄文聖火台のお披露目が終わった帰り。。。
歩いていたら、縄文土器の水道があり、目を引いた。
暫く来てなかったので、初めて見た気がする。
セメントで作っているけど、なかなか良い雰囲気。。。
むつみ窯が20年位前に手掛けた仕事「縄文土層イメージトイレ」
久しぶりに、オープン時に作ったトイレでも見て行こうかという事で、トイレ見学。
この三内丸山遺跡をミュージアムとして公開するにあたり、トイレを土層のイメージで
作りたいという事で、むつみ窯に依頼があり、土層から出た遺物の縄文土器を作った。
ひげおじさんが、学生時代から考古学をやっていた事もあり、縄文土器とは関りが深い。
そんな関係もあり、依頼が来て、作り、トイレを作る時の配置なども行って一緒に考えた。
第一駐車場のトイレで、半地下な感じの作り。。。
入り口・・・左端にトイレマークが見えるでしょう
私が歩いてビデオを撮って来ましたので、一緒にトイレに入りましょう
いかがでしたか
自分達のやった仕事が、こういう形で残ってみんなに見て貰えるのは嬉しいです。 (見てるかどうかは分からないけど・・・(笑)
今は、コロナで休館。。。寂しいですね。。。
電動ろくろ体験 [仕事(焼物・美術工芸)]
今日は吹雪。。。一時、凄い風で雷もなり、怖かった
こんな大変な日にNTTの人が光回線の具合を見に来た。回線はあれからずっと繋がっている。
調べたら、この前は繋がらない数値なのに、繋がっていたが、今回はすっかり直って、
繋がる範囲の数値に変わっていた。何も直す所はない
どうも大雪で、線の上に雪が乗り、線をまげているのだろうと・・・
初めての現象ではあるが、確かに屋根から線に掛けて雪がもっこりあった。
繋がり始めた時には、半分落ちて、今は何もない。要するに着雪ですね。。。
今年は本当に、毎日お空の天気が、泣いて雪を出して怒っている。
雪かきしなかったのは、昨日だけ大変な年であるが、そういう時もあるだろう
そんな天気の中、今日は電動ろくろ体験をしたいと申し込みが昨日有った。
まずは車を止められるように、除雪。。。
雪が多くて発電機の所も雪でいっぱいだし、仕事場を使ってなくストーブと水道が心配。
発電機の雪を片付け、雪が入らないように板とネジ釘で止めてあるブルーシートを取る。
仕事場のストーブの煙突の高さが雪と同じなので、煙突に水が入ると火が付かない。
恐る恐るスイッチを入れた。えっ付かない水が入ってる灯油が溢れ、引火すると
爆発のようになることがあるので、いったん火を止めて中を確認したら、大丈夫だった。
もう一つは、水道栓を止めてあるが、それでも凍る事がある。昨年がそうだった
家が古いと気密性がないので、いろんな突然のトラブルがあるから怖い。。。
一応、すべてクリアした時にはホッとした。
寒いといけないのとトラブル時間も計算して3時間前に準備を始めた。
ご夫婦で電動ろくろをとても楽しんで行ってくれた。
偶然にも、長男の同級生でとても話しやすく、私も気軽におしゃべりしながら、楽しめた。
まるで、息子と話している感覚・・・いや、息子より話しやすいかも(笑)
久しぶりに土仕事をして、気持ちはさっぱり でも・・・
冬は仕事をするにもその前に2仕事、3仕事を片付けてからでないと本番に入れないし、
終わると、またブルーシートや水道栓、ストーブなどの元に戻す作業があり、
とにかく、大変である。
早く、春にならないかなぁ~・・・ 早くコロナ収まらないかなぁ~
やっと寅展が終わった! [仕事(焼物・美術工芸)]
やっと昨日で寅展とランチが終わった
毎日が気忙しく過ぎて行った日々。私もひげおじさんも疲れ果てちゃった感じ。。。
ひたすら、ランチの準備に追われ、毎日残り物を食べてる。
残り物と言ってもランチの残り物なので健康食ではあるが、さすがに1週間だと飽きる。
飽きるなぁと、思いながら食べるのは不健康だ やっぱり1週間が限度だな
ランチの良い所は、いろんな素敵なお客様とおしゃべりし、共感しあったり、
情報交換したり・・・ とにかく優しい思いやりのある人が多い。
ひげおじさんの腰の事を心配してくれたり、雪かき手伝ってあげるよと言ってくれた人が
2人もいた。実際は大変だし、仕事を持ってるから無理だと思ってもその気持ちが嬉しい
そんな方たちと、おしゃべりして元気を貰って、今日からまた冬支度の準備。
今日は大きな雪マークが付いていたのだが、少しの雪だった
でも雪だるまの注文があるので、とりあえず18日発送分の1個でも作らなくっちゃ
どうも雪だるまはクリスマスに需要があるようだ。クリスマスイブまでの注文が7つ。
17日以降は雪マークがずっとついてるので大丈夫そうだけど・・・
冷凍庫を借りて、雪だるまを飾り付ける物や入れる箱など資材を買って赤字なので
やめようと思ったけど、欲しい人がいるなら・・・ 厄介だと思う青森の雪でも
喜ばれるなら・・・ 赤字であろうと作って送ろうと思う。
昨年は雪だるまでは交通事情も含めて、良い事はなかったというか、運んでる途中に
凸凹過ぎて、車を壊してしまった。かなりの赤字。。。
そればかりでなく、特注の雪ダルマ、ギリギリの所で注文してきた人がギリギリ
だったので、後払いにした。それが、中々振り込んでくれず、何とか粘ってやり取りし、
やっと4カ月後に貰えた。お金がないのに注文するのは止めてほしい
その4カ月間ずっと電話やラインをして、その労力たるものは値段以上で大変だった
大きくて、送料がかなり掛かったので、もうあきらめよう思ったけど、
粘って、何とか貰えたので、悪い人だとレッテルを張らずに済んだ。
そんな事もあり、もうやめようと思ったけど、注文くれば少し頑張ろうかな
と思ってしますタイプ。。。 だめだなぁ・・・私。。。
でも喜んでくれる人もいるんだから・・・ その笑顔を思い浮かべる事にする。
前の写真だけど、私の寝てる子供部屋は目覚めると、窓から朝日が見える。
庭の木の先が見えて、その間から出て来る朝日は幸せを感じる。
小さい幸せだけど、寝てて横になりながら、見れれるのは至福のひととき
今日は、歯医者さんで、インプラントの型どり。。。
年内には入りそうだ
お客様から元気を貰う時 [仕事(焼物・美術工芸)]
最近はランチは別にして、展示会のお客様はかなり少ない。
来て下さるお客様は干支展の常連さんというか、干支を毎年集めてる方が多い。
干支は12回 回ると揃うので、だんだん少なくはなって行く。
そんな状況の中でも、お客様からちょっと元気を貰う出来事があり、嬉しさでいっぱい
もう12回回って、2回目に入っていても、毎年干支展になると来て下さる方から
「こんな感じで飾ってるよ」と写真を頂いた。毎年違う十二支分。。。
こういう風に、お家で飾ってる写真を貰うのは初めてである。
このように大事に飾って貰っている事がわかるって、何とも言えず嬉しい。
時々、自分の作ってる物は役に立ってるのだろうか 私は独りよがりで無駄な物を
作ってるのではないだろうかと、気弱になる事がある。
でも、こうして大事にされている事がわかると、自分は作っても良いのだ
と肯定された感じがして、ホッとする
これは初日に来た人から頂いた写真。。。
偶然にも、次の日にまた、飾っている写真を頂いた。この方は昨年、偶然来た。
だから、昨年の牛と今年の寅だけである。
日曜日に来て、一昨日寅のランチを食べたいと予約して、ランチの時写真を頂いた。
80代のご夫婦。。。旦那様はダンディーで、奥様は綺麗な方で、素敵なご夫婦。
おしゃべりして、いろんな事を経験した人生の先輩で、見習うべきご夫婦だと思った。
ランチもとても美味しいわと喜んで下さった。
他のお客様と初めて同士でも、皆で和気藹々として、馴染んでいる。
とても良い雰囲気の団らんであった。。。きっと良い人はいい人を呼ぶのねと・・・
80代だけど、ラインも交換して、超楽しかった
きっとお客様から元気を貰って、私は活かされているのかもしれない。。。
「笑顔で寅~イ!」展示風景 [仕事(焼物・美術工芸)]
昨日は初雪かき。。。朝はみぞれだったのに、昼頃から雪が・・・
吹雪ではないけど、積もりそうな・・・それでいて水っぽいので雪が重かった。
展示会でなければ、そのうち融けるだろうと思って雪かきもしないでけど、
お客様の駐車場を綺麗にしないといけないから、今日はブル出動しないといけないと思う。
仕方ないね。。。
4日間頑張った展示風景をご覧ください 玄関入って正面。。。
前に進むと・・・
右側角。。。
左側へ進む・・・
正面左側入ってすぐ・・・
左側に進むと・・・
こんな感じで、展示してみました。
今回はランチの準備もあって、ざっと全体像を紹介。。。
今度、詳しくご覧いただく事にしましょう
干支展へ展示替え [仕事(焼物・美術工芸)]
昨日の朝は雪。。。というか、吹雪だった。
吹雪の中、野菜をハウスに採りに行って超寒かったけど、その分美味しかった
雪かきベラも小屋から出して、玄関前に置いた。。。
前から雪かきベラはすぐ出せれるように用意はしていたが、玄関前には出さない
玄関前に早くから出すと、雪が降りそうな気がして気持ち的に嫌
それは死ぬ前にお墓を用意してるような感覚で、それを予測してる気がするから・・・
降っちゃったら観念して、すぐやれるように前に出すけど、それまでは出したくない
歩きやすいようにざっ~と一掻きした程度で済んだし、明日からは雨なので、助かった。
暫くというか、今年はあまり降らないでほしい
というのは、ひげおじさんが1月18日に腰の手術をする事になった。
今までは私が手で雪をよけて、ひげおじさんがブルで畑まで持って行って片付けていた。
が、私はブルの運転が出来ないブルに乗ると10分位でブルの振動で酔ってしまう。
だからと言って、私一人で、手でやるわけにも行かず、ずっと悩んでいた。
そして、私でも出来る小型の除雪機を買う事にした。
でも、コロナ禍で、部品が手に入らず、生産してないから無理だと言われた。
一旦諦め、車を車庫からだし、道路の一番近い所に置いて、入口だけ手でやろうと決心した。
が、手術をしたら、3か月は安静にしていないといけなく、雪かきは出来ないそうな・・・
それは困ったダメ元でもう一度ヤンマーに電話したら、やっぱり入る予定がないと・・・
覚悟はしてたので、仕方ないなと諦めた。 が、次の日、突然ヤンマーの人が来て、
小さいのが12月に少しだけ入って来るらしく、買える事になったのだ
予定してたのより大きめで予算より10万多くなったけど、何とか助かった
12月7日に納品になるので、これで、少し安心した。
1人で何とか車で出れる程度を除雪出来ればいいのである。
今まではお客様のための駐車場確保をずっとしてたが、1月のランチもやらないし、
雛展も無理かもしれない。雪かき駄目、重い物を持っても駄目では無理な気がする。
だからと言って、雪かきから展示会準備、まりんのお世話まで全部私がやるのは無理。
ひげおじさんが無理してやって、せっかく手術した所を悪くしては元も子もなくなる。
そしたら、これから二人で仕事は出来なくなるし、ずっと痛いと言われながら
2人で生活するのはまっぴらごめんだ
ずっとやり続けた雛展をやれないのは残念だがこは目をつぶって、諦めるしかない
来年は仕事が出来ず 確実に大赤字だが、やらないという決断と勇気も必要だ
後はその時々の状況から、判断して行こうと思う。
除雪機も手配出来たのだから、最低限の雪に埋もれる心配はなくなっただけでも万々歳だ
と、潔く心を決めた決めたら、何かすっきりした気持ちになった
明日から、干支展が始まるので、4日前から展示替えを始めた。
その前にひげおじさんが正面の展示品を移動、片づけをして置いてくれている。
それは、とても助かる。。。
今日は歯医者さんに行く予定で、3日間でやってしまいたかったがやっぱり出来なかった
大体展示はしてるが、ストラップやキーホルダーを作ったり、守寅のお守りの袋詰め、
値段付けなどあるので、歯医者さんから帰って来て、また頑張らなくては
間に合うけど、結局ギリギリ迄作業が続くのが、私のお決まりのようだ。
これも性格だろう 今日、1日頑張ります
2022-むつみ窯干支展「笑顔で寅(トラ)~イ!」 [仕事(焼物・美術工芸)]
そろそろ12月になります。後1カ月と数日で今年も終わりますね。
来年は寅年。。。今年も恒例の干支展を開催します。
畑とランチと陶芸のバランスを何とか取りながら、今年も何とか開催出来そうです。
今年で32回目の干支展長男の年と同じ数が干支展開催数です。
一度も休むことなく、続けて出来た事に感謝
平成元年、展示室建設途中の4月に父が亡くなり、切迫早産で入院し、9月25日に長男誕生。
生まれて1カ月も経たないうちに仕事を始め、11月1カ月間はひげおじさんに育児を頼み、
私は毎日必死になって信じられない速さで、羊の作品を作った。
1カ月で作品を作り上げ、DMなどの準備をし、羊の干支展開催へ・・・
あの頃はパソコンが普及してなかったので、手書きで住所を書く時代。
もちろん、生まれた子供の顔などはほとんど見てない忙しい生活だったと思う。
今考えると、長男にも申し訳なかったけど、かなり無謀な仕事の仕方をしてた私。
35歳だけど、若かったんですね。あの頃はまだ無理がきく年齢だったのかも・・・
思い出しながら書いてたら、32年前の思い出が、走馬灯のように蘇って来ました。
きっと自前の展示室でやる夢を、叶えようとした勢いなのでしょうね
2022-むつみ窯干支展「笑顔で寅(トラ)~イ!」
2021.12月4日(土)~12日(日)11:00~17:00
・・・絵柄面・・・
・・・切手面・・・
来年のために・・・ 強い可愛い寅作品300点を展示します。
コロナから解き放たれ・・・ 笑顔でトラ(寅)~イ出来る年に
来年はみんなで、寅になりましょう
寅作品を作りながら、まりんの寝姿に癒される私。。。
良い夢見てるかな
楽しい元気な寅トライしてる寅 干支展見に来てね~
寅だけど・・・癒されますよ~
私は職人! [仕事(焼物・美術工芸)]
この時期になると、まるごと油川お歳暮セットのぐい吞を作ったり、干支の作品作り
をしなければいけない。
夏の間は、畑に追われ、陶芸教室とパラリンピックの縄文土器を作るので精一杯
もうタイムリミットだ時間ギリギリになると、やっと腰を上げる。。。
職人スイッチが入るひたすら作り、ひたすら削る
こういうスイッチが入った時は、自分は職人だとつくづく感じる。
やる時は時間を忘れて、ひたすらやる
ぐい吞の中に入れる寅も作る。
乾かして、絵付けする。釉薬をかける。焼く。焼き上がったぐい吞に水止めをする。
すぐ焼き上げ、次男に全部は箱詰めして貰う予定だったが、三分の一失敗。
点ほどの小さい釉のげがあり、窯を出してすぐ、また焼の準備。
次男には申し訳なかったが、夕食もほどほどに窯焚きの準備に入った。
100個納品するためには、いろんな失敗を見込んで150個作らなければいけない。
60個は助かったので、次男とひげおじさんが箱詰めした。
箱代にお金を掛けたくないので、安い蓋なし雑箱を作って、見えるように透明の袋に
入れている。雑箱がカッコ悪いので、折り紙を敷き、100均の和紙風テープで縛り、
笑福寅シールを私が作って印刷し、正月らしさを演出している。
これはいかに包装代を少なくして、見栄えを良くするか考えた末の苦肉作。。。
でも手間は、ものすごく掛かるお金を掛けるが良いのか手間が掛けるのが良いのか
わからないが、私は稼げないので、手間をかけた。
何とか、間に合った
地元新聞の記事としてまるごと油川セットが載ったら、珍しく2時間で完売。。。
コロナ禍だからなのか、新聞に記事が載った所が目立ったのかは分からない。
売り切れが速過ぎて、毎年買うのに買えなかった人から「お歳暮セットを買っていて、
むつみ窯のぐい吞を集めていて、買えなかったのでぐい吞残ってませんか」と
問い合わせ電話が来た。何かとても嬉しかった
正月に喜んで、私のぐい吞で飲んでる所を、想像したら、涙が出るほど嬉しかった。
100個みんなの手に渡っても、自分の手から離れるとその後はどうなってるか見えない。
こんなもんと趣味に合わず、その辺に転がってるかもしれないと想像したりする。
100のうち1個でも、大切に扱われているとわかると、私の仕事は報われた気がする
職人という仕事はそういう小さい幸せに支えられている。
保育園5歳児さんの陶芸教室 [仕事(焼物・美術工芸)]
ここ3日位、青森県中小企業者等事業継続支援金の書類を書いていた。
いろんな書類を揃えないといけないのと経理をまとめないといけないのが億劫。。。
今まで延ばしていたけど、締め切りが今月いっぱいなので、取り掛かった。
と言ってもテスト前に掃除をしたくなるように・・・やりたくないことから逃げるように
重い腰をやっとあげる掃除をしてから、おもむろにやりはじめた。
国の給付金、支援金より、面倒なのよ。書類を昨日送ったけど、今日書類不備の電話が
掛かって来て、足りない分をFAXで送ったので、今は少しホッとしている。
今日は朝から、いつもの五所川原の保育園に陶芸を教えに・・・5歳児さんである。
作るものは4歳児さんと同様マグカップ作り。。。
第二に先に行き、教える。今回は7人なので、寂しい位 静かである。
大体本体が出来上がった所で、絵をかくのは保育士さんにまかせて第一に移動した。
こちらは、第二の2倍の人数。。。
絵を描く段階になったら、あらかじめ下絵を描いていたのにはびっくりした。
下絵を見ながら一生懸命書いていた。
絵の題材に迷うことなく、書いていたので下絵の準備は大切だなぁ~と、思った。
皆真剣に取り組んでる姿は可愛い尊い
久しぶりの保育園陶芸教室 [仕事(焼物・美術工芸)]
コロナも少し落ち着いて、春にやる予定だった保育園の陶芸教室をやった。
五所川原なので、農道をずっと車で走る。
刈り終わった田んぼ。。。長閑な風景を通り過ぎる。
この道路を米ロードと言うんだそうです。
40年通ってるけど、初めて知りました。そういう事もあるんですね。
例年であれば、春に親子陶芸をやる予定だったのが、今まで延期になってしまった。
それも外部が入るとコロナが心配なので、子供たちだけで、マグカップを作る事になった。
それといつもであれば、第一と第二合同でやるのだが、別々にやって密を避ける。
私が、最初に人数の少ない方の第二行って1時間指導、次に第一に移動して指導する。
第一と第二は位置的に車で3分位(歩くと5分)なので、問題はない。
まずは第二で4歳児さん10人。。。
話を聞いて、とっても静かで言われた通り作ってるのにはびっくりしました。
その後は第一に移動して・・・こちらは4歳児さん15人。。。
皆真剣です
久しぶりに4歳児さんと陶芸をやって、こんなにしっかりお話が聞けて、作れる。
それとあいさつがしっかり出来て、ほんと可愛いと思いました。
私の年齢だと もうこんな孫がいてもおかしくないんだよなぁ~
孫がほしいなぁ~と・・・
なかなか思う通りには行きませんね。
本当はこのイメージで置きたかった縄文土器聖火台 [仕事(焼物・美術工芸)]
今日は雨。。。降りそうで降らなかった雨で、やっと朝休息が出来た。
ここ数日忙し過ぎて、疲れが溜まっていた。昨日から今日に掛けて8時間半眠った。
ずっと眠気が続いてただけに、なんかさっぱりした。
私的にパラリンピックイベントの2日前にこういうイメージで置いたらいいなぁと・・・
広い三内丸山遺跡の野原に野焼きしてるイメージを妄想しながら準備した。
こんなイメージに近づけるためにひげおじさんと二人で頑張った
台は60㎝四方で高さが50㎝の箱に置く予定で、自分なりに考えた。
家の薪の中から50㎝以上の物を選び、周りに置くようにする。
白い台が見えないように・・・それでいて、燃えた雰囲気を出すように薪を焦がした。
台の上に置く置き火イメージのために二人でバーナーで薪を炙って、黒くする。
あまりに時間が掛かるので、ひげおじさんがピザ窯で焼いてみる。 (あまりにザビエル禿が目立つので丸く黒を塗って修正してみた。笑)
黒くなった所で水を張った桶に入れる。煙が上がり、その後黒くなる。
これをイメージしたように並べて行く。。。
縄文土器は普通火に当たると割れます。割れないために鍋土で作りました。
それと火をどうするかという事で、最初、ガスバーナーで点火するという事でした。
でも、私的にガスバーナーは危険だと感じて、あの鍋用の固形燃料を提案。
この固形燃料の銀紙を取って、何段か重ねて大きな炎を出すという提案。。。
そのための実験も4月のうちにやってみました。
これを置くためにコメリで土篩を買って来て、それに合わせて作った。
が、作った時と出来た時では縮むので、それを予想して作ったが、少しの誤差で
そのまま入れると浮いて、固形燃料が見える可能性がある。
そこで考えたのが中の網だけ(網が取れるようになって3枚入っている。)取って、
入れてみたら、少しの誤差で、下に落ちる。。。
苦肉の策・・・2枚重ね(強くするため)にして、ステンレスの太めで私の力で
細工出来る針金を買って来て、周りを編み込んだ。そして落ちないようにさらに
取っ手のようにしてちょうど乗るように作った。
当日はバッチリ いい雰囲気の炎になった。
固形燃料を4段重ねにしても固形燃料は見えないし、火の勢いもバッチリ
見てる方は当たり前のように見えるけど、陰にはかなりの工夫と実験があったのです。
残念なのはイメージした野原ではなく、舞台の上だったので薪演出が出来なかった
二人でやった薪を焦がした一日の仕事は無駄になったけど、これは仕方ない。
でも、三内丸山から三沢に運ばれ、そこでも聖火縄文土器は活躍したのを
テレビのニュースで見た時は嬉しかった
一昨日のニュースは各局報道して、今日の新聞には大きく取り上げられて、
成功して良かったなぁ~と・・・ 出来上がって、成功してみると、
あの出来上がるまでのドキドキハラハラは、飛んで行ってしまった
パラリンピック2020聖火フェスティバル [仕事(焼物・美術工芸)]
朝、すっきり目覚めたので、昨日の様子書きます。
世界遺産三内丸山遺跡。。。(会場から見た風景)
6本柱の前にイベント設営をしていました。
7市町村から持ってきた火をここ三内丸山遺跡で青森県の火として集火し、
その火からまた分火し、三沢から東京に運ぶまでの集火、分火の儀式。。。
舞台の横に手話の方が付いています。
第一養護学校の生徒さんによる書道パフォーマンス。
なかなか良かったですよ 私が親御さんだったら感激して泣いちゃうかも
その後パラリンピックで銀メダルを取った人、7位入賞した方のお話。
県知事のお話と続き、7市町村の方が火を持参し、トーチに移し、
一斉に、私の作った聖火台に点火する。(明るくて火が見えない)
その後三村知事も縄文服を着て登場。。。
この集めた火をまた市町村に分けて持ち帰る。東京に持って行く火は
ゴールドのランタンに入れられ、今日三沢飛行場から東京に向かう。
スタッフがランタンに縄文土器聖火台からせわしなく移している。
全部移し終わる。
これでイベントは終了。。。ちょうど予定通り1時間でした。
本当は関係者50人位と報道関係の他にお客様150名を入れる予定でしたが、
急遽、コロナの関係で150名予定されていた観客は止めになりました。
多分この聖火台を作る事がなかったら、こういうイベントも見れなかった事でしょう。
ただ昼で、火がかなりいい感じに燃えていたのに、明る過ぎて見えなかったのが残念
いっぱい写真を撮ったのに火が見えてる写真が1,2枚。。。
イベントの書道パフォーマンス以外は、ずっと真ん中に陣取って、嬉しかったです
自分の子供が座っているようで、気恥ずかしいのに喜ばしいという気持ち。
最後みんな写真を撮っていて、私もひげおじさんも一緒に写真撮りました
火は燃え盛っているのですが、見えません 残念
今日は無事お披露目 [仕事(焼物・美術工芸)]
何とか無事パラリンピックの火を集火出来ました。
朝5時から農作業して、いろんな仕事して、3時から始まるイベントに参加。
その後もいろいろやって、撮って来た写真を整理してブログ書こうとしたら
睡魔に襲われ、全然前に進みません。
もう駄目です1時間経っても睡魔と戦ってるだけでどうにもならないので
明日詳しい事を書くことにして、もう寝ます。。。
パラリンピック縄文土器聖火台制作 3 [仕事(焼物・美術工芸)]
焼き上がった
今度はこれに景色を付ける 縄文のひげおじさんの得意分野。。。
縄文土器の周りに木を置いて燃やす。
着火 ひげおじさん、楽しそうである。。。
火遊びが大好きなひげおじさん。。。
こんな感じで縄文土器は出来上がった
本番が楽しみである
15日は作り手として、二人で見せて貰う事になっている。
コロナ禍なので、たぶん関係者、招待した人以外、お客様はあまりいないでしょう
こういう形で、オリンピック、パラリンピックに関わる事が出来た事は、
とても嬉しく、光栄です。
陶芸を仕事として、きっと私の一生涯の宝と大きな思い出となる事でしょう
畑とランチと陶芸教室だけでも忙しいけど、こういう仕事を貰うと奮起する私。
ちょうど目が見えなくなった時、この話合いをしていたので、出来るだろうか
と、とても心配して、悩んでいました
でも治って、こうして大きな仕事を出来たことに感謝
神様に本当に感謝してもしきれません。神は私を見捨てなかった
後は当日、無事成功しますように・・・
パラリンピック縄文土器聖火台制作 2 [仕事(焼物・美術工芸)]
ある程度乾いて、縮んだので、今度は土の中の水分をしっかりなくすために
外の炎天下に置く。重いので少しでも楽するために移動用の車に乗せてそっと運ぶ。
乾かすために毎日仕事場と外を移動するけど、これが重いので大変なのだ
まずは半陰干し。。。
炎天下でしっかり水分を取る。
2週間乾かし、さぁ~窯に入れるぞ 入るかどうかが心配だった。
窯にピッタリ入るはずであったが、蓋が斜めになっていることに気付かなかった
ぎゃぁ~ 入らない どうしよう
考えた挙句、ひげおじさんが蓋のボルトを取って外そうと言ってくれた。
ボルトを外し、二人で蓋を持って、横に置く。
窯の横に窯と同じ高さに台を置いて、そこに一時的に縄文土器を置く。
そして、二人で窯の淵に立って、二人で横の台の土器の淵を持ち、そっと入れる。
写真は 私が写真撮っていないが、この上に二人で相撲を取る格好で登って入れた。
ぎりぎりで隙間は1㎝しかない
作りの見積もりは完璧だったが、蓋の事を考えていなかったのが誤算だった。
まぁ~何とか入れられて、蓋を二人で上に乗せた。
ほっとして、「スイッチオン」
つづき。。。